チームの浮沈を握るエースストライカー候補は柏の細谷。
センターフォワードは細谷真大がエース候補となる。今季はJ1で24試合に出場しており、3ゴールをマーク。裏への抜け出しやボールを収めるプレーが特徴で、攻撃の柱としてチームの浮沈を握る。もうひとりのFWである藤尾翔太もコンディションは良い。6月にC大阪から水戸へ期限付き移籍を果たし、15試合で6得点。直近4試合で3ゴールを挙げているのは心強い。
左サイドは鈴木がレギュラーの1番手だ。継続して代表活動に参加しており、所属クラブでも出場機会を掴んでいる。武器である推進力を生かしながら、チャンスメイクの役割を果たしたい。右サイドは佐藤恵允(明治大)が面白い。コロンビアにルーツを持つアタッカーは肉弾戦に強く、個の力で局面を打開できる。ゴール前の競り合いも得意で、得点源としても期待したい。飛び級で選出された中村仁郎(G大阪ユース)と甲田英將(名古屋U-18)は俊敏性と技術力を兼ね備えており、攻撃センスは上の世代でも通用する。フィジカルの弱さは課題だが、切り札として試合の流れを変える役割を担う。
4-3-3が基本となるが、過去2度の合宿では4-4-2や4-2-3-1も試している。相手の状況や選手のコンディションを見ながら、臨機応変に対応していく選択肢もある。香港とカンボジアに対し、U-22日本代表がどのような戦いを見せるのか。本大会でさらなる経験を積むためにも、23名の選手たちのプレーに注目したい。
文●松尾祐希(フリーライター)
4-3-3が基本となるが、過去2度の合宿では4-4-2や4-2-3-1も試している。相手の状況や選手のコンディションを見ながら、臨機応変に対応していく選択肢もある。香港とカンボジアに対し、U-22日本代表がどのような戦いを見せるのか。本大会でさらなる経験を積むためにも、23名の選手たちのプレーに注目したい。
文●松尾祐希(フリーライター)