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U-23アジアカップ予選に臨む日本の予想布陣は? J若手の精鋭たちと大学&高校サッカー界屈指のタレントが挑む

カテゴリ:日本代表

松尾祐希

2021年10月21日

中盤アンカーは攻撃力に秀でる櫻井か、バランス感覚に長けた松井か

清水で定位置を獲得した松岡はインサイドハーフでの起用が見込まれる。写真:松尾祐希

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松岡とともに司令塔として期待される郷家。オーバーエイジ選手として躍動できるか。写真:松尾祐希

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 U-20組にオーバーエイジ組の4名が加わった今回のU-22日本代表。今予選ではリーグ戦が週末にあるため、先発メンバーはコンディションを見極めながらの選考になる。ただ、その中でスタメンを考えるのであれば、GKは佐々木雅士(柏)が一番手と予想する。2019年のU-17ワールドカップを経験しており、今回のメンバーでは国際舞台を知る数少ない選手。今季は所属クラブでもセカンドGKとしてプレーしており、J1でも3試合に出場している。正確なキックとセービング力は世代屈指のレベルで、チームを最後尾から支えるだけの実力はあるはずだ。ベンチに控える小畑裕馬(仙台)や杉本光希(立正大)も実力者。特に小畑は2019年のU-19アジア選手権予選を経験しており、アジアの戦いを知っている点も心強い。
 
 最終ラインは4枚で戦う。CBは馬場晴也(東京V)と角田が軸。押し込む時間帯が長くなれば、ビルドアップ能力に自信を持つふたりの特徴がより生きる。逆に空中戦の攻防が増えれば、193cmの佐古真礼(藤枝)や187cmのチェイス・アンリ(尚志)の出番。守備で高さが生きるだけではなく、セットプレーでは攻撃時にも役立つはずだ。

 SBの右は、山原怜音(筑波大)が最右翼になるが、所属クラブでレギュラーを務めている半田陸(山形)も調子を上げている。コンディション次第では先発の座を勝ち取ったとしても不思議ではない。左SBは畑大雅(湘南)に期待が懸かる。プロ2年目の今季は左ウイングバックでプレーを続けており、持ち前のスピードに磨きが掛かって攻撃力が増した。久々の代表招集となる加藤聖(長崎)はチームで貴重なレフティ。GKとSBの間に入れるクロスの質が高く、膠着した状況を打開する切り札として楽しみな存在だ。

 中盤はアンカーの前に2人のインサイドハーフを置く形が予想される。アンカーは櫻井辰徳(神戸)と松井蓮之(法政大)が担う。櫻井は攻撃力に特徴があり、松井はバランス感覚に秀でる。相手や展開に応じて、使い分ける形も考えられそうだ。一方のインサイドハーフは郷家、松岡が先発候補で、藤田譲瑠チマ(徳島)、田中聡(湘南)も力がある。いずれも運動量を持っており、守備の強度も高い。ただ、攻撃力を考えれば、櫻井や鈴木唯人(清水)をトップ下で使っても面白い。
 
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