「私も『キャプテン翼』世代ですが、さらに自分の住んでいる町に応援できるチームがあること。そしてドイさんやたばさんほどではないにしろ、Jリーグを目指すチームを下のカテゴリから応援できる身近さに魅力を感じています。南葛SCが昇格するにつれクラブの規模も大きくなり、どうしても以前より距離感は離れていってしまうかもしれませんが、私からすれば現在Jリーグに所属している大規模なチームに比べればやっぱり距離感は近くて。そこから上に上がっていく夢を一緒に応援できるのはすごい楽しいです」
そしてもうひとつが、サポーター同士の仲間意識。
「初めて現地で試合を見に行った時、選手たちが入口で出迎えをしてくれたり、グッズ販売があったりと、その至れり尽くせり感にびっくりしました。スタンドではSNSでしかやりとりがなかったサポーターさんと初めて会って一緒に応援して。初めて特定のチームを応援した私にはすごく新鮮だったんです。その試合に勝って、もちろん感動したんですけど、試合以外でサポーターさん同士のつながりにも感動したといいますか。大半が葛飾区に住んでおられる方で、共通した目線で同じ目的を持って会話をする仲間意識を感じるのも、チームに愛着を持つ理由になるのかもしれません」
なぜ南葛SCに夢中になれるのか。そこにはサポーターの数だけ理由がある。今回話を聞かせていただいた3人の理由の他にも、各自ならではの理由が存在するはずだ。一方で南葛SCに限らず、あらゆるチームのサポーターがこの3人の話を聞いても共感できる部分は多いのではないだろうか。
地元への思い、心の拠り所、そして仲間意識。言葉こそ違えど、重要なことは、南葛SCがアイデンティティになっているということだ。だから南葛SCの試合結果や動向が、他人事でなく自分事として捉えられる。だからこそ生まれる楽しみややりがいがある。一方で、だからこそ生まれる葛藤もある。
次回は今回登場した3人に、今シーズンの南葛SCの戦いぶりを振り返ってもらいつつ、この先の期待を語ってもらう。その話からは、“勝利と成長”の狭間で考えを巡らす姿があった。
※後編に続く。次回は10月26日(火)に掲載予定です。
取材・文●伊藤 亮
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<お知らせ1>
南葛SCをスポンサードするKLabが運営するスマートフォン向け対戦型サッカーシミュレーションゲーム『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』では、8月6日(金)より南葛SCのユニフォームがゲーム内アイテムとして登場します。
アイテムは8月6日(金)16:00~12月31日(金)23:59の期間内にアプリログインでプレゼントされるので、ぜひこの機会にゲームでも南葛SCのユニフォームをゲットしよう。
<お知らせ2>
南葛SCをスポンサードするKLabが、今季もコラボレーションキャンペーンを開催中。南葛SCの公式戦の試合結果に応じて、同社が運営するスマートフォン向け対戦型サッカーシミュレーションゲーム『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム ~』のゲーム内アイテムをプレイヤーにプレゼントする。
プレゼント内容は、南葛SCが勝利すれば「夢球×5」、勝利以外であれば、「コイン×28,300」となっている。さらに、勝利の際は「夢球×5」に加え、南葛SCが入れた得点分の夢球も配布される。南葛SCを応援して、アイテムをゲットしよう。
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