積極的なサポーター活動の原動力とは
ドイさんの話を聞いていると、試合での応援はもちろんのこと、地元密着度の向上にも多くの力を注いでいることが分かった。
「クラブの選手や社員が清掃活動やポスター活動をしていますが、我々もコロナ禍による緊急事態宣言が出ていない間に、地元のお店に南葛SCのポスターの掲出をお願いしたり。チームの方たちがやりきれないことを我々がフォローできればという形で。やっぱり周りの人たちに知ってもらうことが一番だと思うんです」
しばらくはできていないが、以前はサポーターで集まり、地元の京成立石駅近くの御用達のお店で決起集会を行なっていたという。普段は営業職のサラリーマンとして忙しく働くドイさんが、なぜそこまで南葛SCのために時間と情熱を注ぐのか。
「趣味で全国のJクラブを見て回ったんです。今年J3に上がったテゲバジャーロ宮崎以外は全て見ています。そして現地でクラブと町の関わりを見てきて、自分の地元の葛飾区でも同じように盛り上がりたいな、という思いが募りまして。南葛SCというサッカークラブで葛飾区が盛り上がるためには、手伝えることは手伝いたいし、その活動に参加したいんです」
たばさんは南葛SCファンから、もうひとつ踏み込んだサポーターを増やしたいという思いが強い。冒頭の横断幕の言葉は地元のFMラジオ番組がきっかけでたばさんが発案した。近年は選手ごとのチャントもできてきたが、それを考案したり、コロナ禍ではツイッターで「南葛SC応援部」というアカウントを作って3人できりもりし、SNS上でサポーター目線の広報活動にも力を入れている。現地で応援できるときは、南葛SCの試合を見に来た人への声掛けも欠かさない。
「肌感覚として、南葛SCのサポーターが増えているのはあります。SNSでも盛り上がっていると思う。でも、コロナ禍で人と人が顔を合わせて交流できる機会がなかなかできないのは課題ですね」
ちなみに、ツイッターでは南葛SC関連で3つのアカウントを回している。ドイさんに劣らず、たばさんの行動力には目を見張るものがある。職業は清掃業。朝も早い仕事だ。それでも頻繁な更新を求められる負担の大きいSNSを積極的に展開する。なぜそこまでできるのか。
「地縁のなかった葛飾区に引っ越してきたのは結婚が契機でした。以来3年ほど、自分の居場所がなかったんです。親戚もいなければ長い付き合いの友人もいなくて。そこで南葛SCと出会った。今考えると、自分の居場所を作りたくて、それがきっかけで肩入れするようになったのかなと。実際コミュニティを作っていくと、多くの人と出会えて生活も楽しくなって。みんなが楽しそうに応援してくれる姿を見てがんばりたいと感じたんです」
「クラブの選手や社員が清掃活動やポスター活動をしていますが、我々もコロナ禍による緊急事態宣言が出ていない間に、地元のお店に南葛SCのポスターの掲出をお願いしたり。チームの方たちがやりきれないことを我々がフォローできればという形で。やっぱり周りの人たちに知ってもらうことが一番だと思うんです」
しばらくはできていないが、以前はサポーターで集まり、地元の京成立石駅近くの御用達のお店で決起集会を行なっていたという。普段は営業職のサラリーマンとして忙しく働くドイさんが、なぜそこまで南葛SCのために時間と情熱を注ぐのか。
「趣味で全国のJクラブを見て回ったんです。今年J3に上がったテゲバジャーロ宮崎以外は全て見ています。そして現地でクラブと町の関わりを見てきて、自分の地元の葛飾区でも同じように盛り上がりたいな、という思いが募りまして。南葛SCというサッカークラブで葛飾区が盛り上がるためには、手伝えることは手伝いたいし、その活動に参加したいんです」
たばさんは南葛SCファンから、もうひとつ踏み込んだサポーターを増やしたいという思いが強い。冒頭の横断幕の言葉は地元のFMラジオ番組がきっかけでたばさんが発案した。近年は選手ごとのチャントもできてきたが、それを考案したり、コロナ禍ではツイッターで「南葛SC応援部」というアカウントを作って3人できりもりし、SNS上でサポーター目線の広報活動にも力を入れている。現地で応援できるときは、南葛SCの試合を見に来た人への声掛けも欠かさない。
「肌感覚として、南葛SCのサポーターが増えているのはあります。SNSでも盛り上がっていると思う。でも、コロナ禍で人と人が顔を合わせて交流できる機会がなかなかできないのは課題ですね」
ちなみに、ツイッターでは南葛SC関連で3つのアカウントを回している。ドイさんに劣らず、たばさんの行動力には目を見張るものがある。職業は清掃業。朝も早い仕事だ。それでも頻繁な更新を求められる負担の大きいSNSを積極的に展開する。なぜそこまでできるのか。
「地縁のなかった葛飾区に引っ越してきたのは結婚が契機でした。以来3年ほど、自分の居場所がなかったんです。親戚もいなければ長い付き合いの友人もいなくて。そこで南葛SCと出会った。今考えると、自分の居場所を作りたくて、それがきっかけで肩入れするようになったのかなと。実際コミュニティを作っていくと、多くの人と出会えて生活も楽しくなって。みんなが楽しそうに応援してくれる姿を見てがんばりたいと感じたんです」