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谷口彰悟の序列が一気に上昇か? 国内組の底上げは収穫も、最終予選へ不安材料も残した森保ジャパン

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2021年06月12日

遠藤のパートナー候補、守田も今回の出来では物足りなさも

ボランチで先発した守田。攻撃面ではやや物足りない面もあった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 序列が明確に定まっていないのは、遠藤航のパートナーくらいかもしれない。今回の守田は正直、物足りなさを感じさせたし、橋本も強度は世界に通じるものの、パス出しのミスが多すぎたり、雑さが目立った。川辺もアグレッシブさやスケール感の部分で未知数なところがある。そういった長所短所を踏まえると、U-24世代の田中碧(川崎)らの融合を待つという選択になるかもしれない。
 
 ボランチ以外のポジションも、そのくらい混とんとした状況になるのが望ましい。ひとりが抜けたらチーム力が大幅にダウンするようでは、最終予選は戦えないからだ。だからこそ、A代表の面々は6月シリーズラストのキルギス戦(15日吹田)でのさらなる猛アピールを見せることが重要になる。

 セルビア戦でポジティブな印象を残した谷口、川辺、オナイウは評価を確固たるものにしなければならないろうし、今ひとつの出来に終わった古橋や橋本らは奮起が求められる。途中出場組の浅野や原口元気(ウニオン・ベルリン)ももっと目に見える仕事をしなければ、U-24世代に取って代わられる可能性もないとは言えない。そんな危機感を持って、彼らには最終予選前ラストチャンスでできることを全てやり切ってほしいものである。

取材・文●元川悦子(フリーライター)
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