「試合の感覚は取り戻したい」という浅野。トレーニングではレベルアップした印象
24日から千葉で始まった日本代表合宿のトレーニングを見ると、浅野はシュートの迫力・精度ともに向上した印象を残した。ただ、それはクロス&シュートや3対3+GKといった練習中の話で、実戦になればプレッシャーもインテンシティも違ってくる。
「チームとの契約解除があってからは公式戦には出ていない。試合の感覚は取り戻していかないといけない」と本人も危機感を募らせる。彼に関しても大迫同様、最適な移籍先を探さなければいけない立場。目標である5大リーグ復帰を実現させるためにも、このシリーズで見る者を驚かせるレベルの爆発的成長を見せてほしい。
彼ら2人以外のFW候補はU-24日本代表の面々だが、やはり大迫のバックアップに一番近いのは上田綺世(鹿島)か。2019年にはコパ・アメリカ(ブラジル)やE-1選手権(釜山)で招集したことからも、森保監督の期待の大きさが窺い知れる。当時に比べるとゴール前での落ち着きやフィジカルコンタクト、DFとの駆け引きなどFWとしての総合力は格段にアップしているのは確か。
「チームとの契約解除があってからは公式戦には出ていない。試合の感覚は取り戻していかないといけない」と本人も危機感を募らせる。彼に関しても大迫同様、最適な移籍先を探さなければいけない立場。目標である5大リーグ復帰を実現させるためにも、このシリーズで見る者を驚かせるレベルの爆発的成長を見せてほしい。
彼ら2人以外のFW候補はU-24日本代表の面々だが、やはり大迫のバックアップに一番近いのは上田綺世(鹿島)か。2019年にはコパ・アメリカ(ブラジル)やE-1選手権(釜山)で招集したことからも、森保監督の期待の大きさが窺い知れる。当時に比べるとゴール前での落ち着きやフィジカルコンタクト、DFとの駆け引きなどFWとしての総合力は格段にアップしているのは確か。
とはいえ、ケガなども災いし、現時点ではまだ鹿島の絶対的エースになり切れていない。目の前のハードルを超え、U-24代表でもファーストチョイスにならなければ、大迫に肩を並べることはできない。彼にはそこを見据えて今回の代表活動に取り組んでほしい。もちろん、それ以外の林大地(鳥栖)、前田大然(横浜)、田川亨介(FC東京)にも世界基準のプレーを強く求めたい。
文●元川悦子(フリーライター)
文●元川悦子(フリーライター)