理想的な新天地を見出すためにもジャマイカ、セルビア戦を大事にしたい
ロシアW杯8強国を見渡しても、ベルギーのロメル・ルカク(インテル)、イングランドのハリー・ケイン(トッテナム)、ウルグアイのルイス・スアレス(バルセロナ)など最前線のエースは超トッププレーヤーばかりだ。ロシアのアルテム・ジュバ(ゼニト)にしてもUEFAチャンピオンズリーグ(CL)経験があるし、スウェーデンのオラ・トイボネン(マルメ)も当時はフランスのトゥールーズに在籍していた。
こうした領域に大迫が割って入るためにも、ドイツ2部に残ってFW以外のポジションでプレーすることは回避すべきだ。酒井宏樹のようにJリーグに戻る道もないわけではないだろうが、大柄かつ屈強なフィジカルを誇るDFとの駆け引きや間合いなどは日本ではなかなか体感できない。日常的にそういう環境でプレーしていなければ、W杯の舞台で大活躍するのは困難だ。大迫自身もケルン時代にタフな環境でプレーしたからこそ、今のような余裕と落ち着きを手に入れた。そうした経験を踏まえても、やはり欧州に残留し、もう一段階ステップアップする道を歩むべきだ。
こうした領域に大迫が割って入るためにも、ドイツ2部に残ってFW以外のポジションでプレーすることは回避すべきだ。酒井宏樹のようにJリーグに戻る道もないわけではないだろうが、大柄かつ屈強なフィジカルを誇るDFとの駆け引きや間合いなどは日本ではなかなか体感できない。日常的にそういう環境でプレーしていなければ、W杯の舞台で大活躍するのは困難だ。大迫自身もケルン時代にタフな環境でプレーしたからこそ、今のような余裕と落ち着きを手に入れた。そうした経験を踏まえても、やはり欧州に残留し、もう一段階ステップアップする道を歩むべきだ。
そういった理想的な新天地を見出すためにも、6月のジャマイカ・セルビアとの親善試合を大事にしたいところ。とりわけ、セルビアはドラガン・ストイコビッチ監督就任直後の日本遠征ということでメンバー的にも期待が持てる。DFのステファン・ミトロビッチ(ストラスブール)や二コラ・ミレンコビッチ(ストラスブール)は欧州5大リーグでフル稼働していて、大迫が腕試しするには十分な相手。そこでターゲットマンとしても得点源としてもワールドクラスであることをアピールし、浮上のきっかけを掴むことが肝要ではないか。
絶対的1トップの大迫がより高い領域に突き進むことは日本代表にとっても大事だが、彼を追う人材にも出てきてもらわなければ、森保ジャパンはこれからも選手層の薄さに悩見続けることになる。そこで期待されるのが、今季セルビアリーグで18ゴールを叩き出した浅野。彼には磨き上げた決定力をいかんなく発揮し、大迫とは異なる色を出せる点を示してもらう必要がある。
絶対的1トップの大迫がより高い領域に突き進むことは日本代表にとっても大事だが、彼を追う人材にも出てきてもらわなければ、森保ジャパンはこれからも選手層の薄さに悩見続けることになる。そこで期待されるのが、今季セルビアリーグで18ゴールを叩き出した浅野。彼には磨き上げた決定力をいかんなく発揮し、大迫とは異なる色を出せる点を示してもらう必要がある。