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森保ジャパン、国内組“最強メンバー”は? モンゴル戦も考えれば冒険的な選考にはならないだろう

カテゴリ:日本代表

河治良幸

2021年03月17日

実力、経験を考えれば清武にも十分資格はある

良質なプレーを随所に見せている清武。清水戦のボレーは素晴らしかった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 そのほか古橋亨梧(神戸)が順当。左右どちらでもこなし、南野拓実のようなセカンドトップや必要なら1トップもできるので、森保監督も計算しやすいはず。またJリーグでのパフォーマンスを考えると今回のような状況で、家長昭博(川崎)の10年ぶりの代表復帰も決してサプライズではない。また昨年から待望する声が多かった坂元達裕(C大阪)もさらに攻守の強度が上がっており、試すならこのタイミングが絶好かもしれない。

 実力、経験を考えれば清武弘嗣(C大阪)にも十分資格はある。そのほかE-1では消化不良に終わった仲川輝人(横浜)も先日の浦和戦でかなり復調をアピールしており、森保監督の評価次第で選ばれる可能性がある。躍進中の鳥栖で組み立てと攻撃のアクセントに躍動する仙頭啓矢や樋口雄太も面白く、江坂任(柏)も引き続き評価に値するが、やはり韓国戦からの確実に勝利が求められるモンゴル戦で、あまり冒険的な選考をしないと考えると、今回は難しいかもしれない。

 FWは実績を重視するなら永井謙佑(FC東京)が突出した存在。ただし、怪我明けの影響もあり開幕から途中出場が続いている。ベンチにいるだけでも心強いが、今回は見送られるのではないか。

 そうなるとスピードで相手ディフェンスの背後を狙える選手が必要になってくる。有力なのは前田大然(横浜)だ。ここまで4試合・5得点。結果が出ているだけでなく、前からの守備や驚異的なスプリントなど、プレー内容の成長も見られる。三笘と同じくU-24の候補ながら、A代表に名を連ねてもおかしくない。あとは、繰り返しになるが森保監督と横内コーチの話し合い次第だ。
 
 実績十分の小林悠(川崎)や一昨年の森保ジャパン招集歴があるオナイウ阿道(横浜)などが有力だ。トップと兼任できる古橋もいることから前田、小林、オナイウという3人の構成が現実的だが、前田をU-24のほうに回すなら補完も必要になってくる。

 前線に張れるタイプという基準では代表未招集ながら、鳥栖の山下敬大や堅守の名古屋で前線での奮闘が目を引く山﨑凌吾も興味深いタレントだ。開幕からゴールを量産している大久保嘉人(C大阪)は話題性十分だが、森保監督の招集傾向から考えても“サプライズ枠”に留めておく。

文●河治良幸
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