「すぐにレベルアップを感じるものではない。ドラクエみたいに」
――劇的な勝利で外から見ていても痺れるものがありました。
「僕は町田戦から全試合にフル出場して、貴重な経験ができました。外で見ていても凄いなと思うのに、中でやっているほうは、もっと高揚感はありましたからね。選手としても、ああいう雰囲気の中でプレーできるのはなかなかないので」
――プレーオフには、普通のリーグ戦では感じられないヒリヒリ感がありますよね。
「凄いですよ。しかもヴェルディはプレーオフ出場ギリギリの6位だったので、ルール上、全部勝たなければいけない状況だった(編集部・注/90分を戦って同点の場合は年間順位の上位が勝ち上がりだった。プレーオフは6位以上が出場)」
――普段のリーグ戦とは違う高揚感という意味では、11年に出場したクラブ・ワールドカップはどうでした?
「あれはJ1で優勝したご褒美というところはありました。やっぱり出てくる選手も凄いし、ホテルも豪華でした。警備員がすごく多かったり(笑)。そういう大会全体の雰囲気はJリーグとは別物でしたね。試合の盛り上がりも、日本とは違う雰囲気だったりし、そもそも相手が全員外国人というのは面白かった。世界クラスの大会なんだなって感じましたね」
「僕は町田戦から全試合にフル出場して、貴重な経験ができました。外で見ていても凄いなと思うのに、中でやっているほうは、もっと高揚感はありましたからね。選手としても、ああいう雰囲気の中でプレーできるのはなかなかないので」
――プレーオフには、普通のリーグ戦では感じられないヒリヒリ感がありますよね。
「凄いですよ。しかもヴェルディはプレーオフ出場ギリギリの6位だったので、ルール上、全部勝たなければいけない状況だった(編集部・注/90分を戦って同点の場合は年間順位の上位が勝ち上がりだった。プレーオフは6位以上が出場)」
――普段のリーグ戦とは違う高揚感という意味では、11年に出場したクラブ・ワールドカップはどうでした?
「あれはJ1で優勝したご褒美というところはありました。やっぱり出てくる選手も凄いし、ホテルも豪華でした。警備員がすごく多かったり(笑)。そういう大会全体の雰囲気はJリーグとは別物でしたね。試合の盛り上がりも、日本とは違う雰囲気だったりし、そもそも相手が全員外国人というのは面白かった。世界クラスの大会なんだなって感じましたね」
――そこでプレーして、PKで点も取って、ご自身で何か変わった感じはありました? ひと皮むけたような。
「いや、当時は特になかったですよ。肌感覚で刺激は受けましたけど、その場ですぐに成長したなとか、ひとつステージが上がったなとかはなかったです。もちろん成長には間違いなくつながっていると思いますし。あの環境でやったからこそ、他のゲームで緊張しなくなったりとか、そういうのはあったかもしれないですね」
――振り返った時に感じるんでしょうね。あの時にあれを経験したからかな、と。
「そうなんですよ。その場ですぐレベルアップを感じるものではないのですからね。ドラクエみたいに(笑)。あとになって吸収されたものを感じるのかなと」
「いや、当時は特になかったですよ。肌感覚で刺激は受けましたけど、その場ですぐに成長したなとか、ひとつステージが上がったなとかはなかったです。もちろん成長には間違いなくつながっていると思いますし。あの環境でやったからこそ、他のゲームで緊張しなくなったりとか、そういうのはあったかもしれないですね」
――振り返った時に感じるんでしょうね。あの時にあれを経験したからかな、と。
「そうなんですよ。その場ですぐレベルアップを感じるものではないのですからね。ドラクエみたいに(笑)。あとになって吸収されたものを感じるのかなと」