• トップ
  • ニュース一覧
  • 「もうね、レベルが違う」林陵平が振り返る名パートナーたち。特に驚愕したのが…【インタビュー後編】

「もうね、レベルが違う」林陵平が振り返る名パートナーたち。特に驚愕したのが…【インタビュー後編】

カテゴリ:Jリーグ

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2021年01月15日

「すぐにレベルアップを感じるものではない。ドラクエみたいに」

クラブ・ワールドカップではPK戦で柏を4強入りに導くゴールを決めた。(C)Getty Images

画像を見る

――劇的な勝利で外から見ていても痺れるものがありました。

「僕は町田戦から全試合にフル出場して、貴重な経験ができました。外で見ていても凄いなと思うのに、中でやっているほうは、もっと高揚感はありましたからね。選手としても、ああいう雰囲気の中でプレーできるのはなかなかないので」

――プレーオフには、普通のリーグ戦では感じられないヒリヒリ感がありますよね。

「凄いですよ。しかもヴェルディはプレーオフ出場ギリギリの6位だったので、ルール上、全部勝たなければいけない状況だった(編集部・注/90分を戦って同点の場合は年間順位の上位が勝ち上がりだった。プレーオフは6位以上が出場)」

――普段のリーグ戦とは違う高揚感という意味では、11年に出場したクラブ・ワールドカップはどうでした?

「あれはJ1で優勝したご褒美というところはありました。やっぱり出てくる選手も凄いし、ホテルも豪華でした。警備員がすごく多かったり(笑)。そういう大会全体の雰囲気はJリーグとは別物でしたね。試合の盛り上がりも、日本とは違う雰囲気だったりし、そもそも相手が全員外国人というのは面白かった。世界クラスの大会なんだなって感じましたね」
 
――そこでプレーして、PKで点も取って、ご自身で何か変わった感じはありました? ひと皮むけたような。

「いや、当時は特になかったですよ。肌感覚で刺激は受けましたけど、その場ですぐに成長したなとか、ひとつステージが上がったなとかはなかったです。もちろん成長には間違いなくつながっていると思いますし。あの環境でやったからこそ、他のゲームで緊張しなくなったりとか、そういうのはあったかもしれないですね」

――振り返った時に感じるんでしょうね。あの時にあれを経験したからかな、と。

「そうなんですよ。その場ですぐレベルアップを感じるものではないのですからね。ドラクエみたいに(笑)。あとになって吸収されたものを感じるのかなと」
 
【関連記事】
林陵平が振り返るキャリアの転機「本当はレイソルではなく、別のチームに行こうと…」【インタビュー前編】
‟世界4強”入りを決めるPKも。FW林陵平が現役を引退… 「幸せで夢のような現役生活でした」
「本当に引退するの?」「イブラだ」ザスパクサツFW林陵平のゴール&セレブレーションが大反響!
【群馬】「初めてゴールを決めて泣きそうになった」引退発表の林陵平が”今季初得点”に抱いた想い
<2020ベストヒット!>セルジオ越後が選ぶJ歴代ベスト11「他の10人も”別格”と認めるだろうベストプレーヤーは…」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ