自宅観戦を盛り上げる!ウィズコロナ時代に注目されるスポーツアートの魅力とは?

カテゴリ:特集

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年10月19日

選手と思いを共有できるスポーツアート誕生の過程

ザ・ダグアウトの超人気作となったC・ロナウドのゴールセレブレーションをテーマとする直筆サイン入りのスポーツアート。

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 ゴールネットを揺らすとコーナーフラッグに走り出し、宙に飛び上がって仁王立ちで着地する。クリスチアーノ・ロナウドの象徴的なゴールセレブレーションが見事なまでに超大判のパノラマで再現された下記写真のスポーツアートは、今にも雄叫びが聞こえてくるような超人気作だ。

 構想からデザイン、制作、そして選手のアポイントを取り付け、直筆サインが入るまでは数か月から1年ほどかかる場合もあるという。

 デザインはもとより、微妙な撮影角度や表情の違いでテイストが変わるため、テーマに一致したイメージの選定だけでも数週間を要する。相手は多忙な世界トップクラスの選手。稀ではあるが現地入り後にアポイントが急きょ延期となりフライト変更を強いられる場合もある。それでも無事にサインされれば良いが、もっとも災難なのはロストバゲージ。最後に日本に到着するまでは油断できず、いくつもの難関を乗り越え、ようやく実現しているのだ。従来の応援グッズには類を見ない、コストや効率を度外視した極めて手のかかった贅沢なコレクションと言える。

「大切にしているのは、選手の魅力や特性を突き詰めること」
 過去にC・ロナウドと対面した際の些細なやり取りが伊藤氏のインスピレーションになったと話す。
 基本的に緊張感を解くことの少ない同選手だが、“努力・献身・信念の偉大な模範”であり、世界の人々を勇気づけていることを改めて伝えると、バロンドールを受賞したかのような笑みを見せたという。それがいかに本人にとって重要な評価であり、ベクトルであるかを再認識したと語る。
 その果敢に挑戦し続けるC・ロナウドが得点後に描く放物線こそ、同選手がピッチ上で体現し続ける価値の正当性を存分に示す象徴であり、その思いを共有すべく生まれた作品なのだ。
 混沌とした時代において、トレードマークのセレブレーションは我々に変化を恐れず進み続ける大切さを思い出させてくれるのだろう。選手がピッチ上で体現している哲学や価値観が毎日の生活でも身近に感じられるように生まれたスポーツアート。ウィズコロナで新しい生活様式が模索される中、新たな観戦スタイルが定着しようとしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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