【連載・東京2020】西川潤/中編「憧れの選手権で1勝もできず、本当に悔しかった」

カテゴリ:日本代表

江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

2020年03月30日

「うちは男子校みたいなものでしたから…」

桐光学園では1年次から10番を背負って注目を浴びる。最終学年では主将も務めた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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――桐光学園は自主練に力を入れているとか。

「全体練習は2時間ぐらいで、そのあとは照明が消えるまでフリーという感じでした。個人で練習をする時もありましたし、コーチが付いてくれる時もありました」

――高校時代の恩師・鈴木勝大監督はどんな指導者だった?

「一言でいえば、熱い監督でした。一見感情任せに見えますけど、周りに気を配ってくれていて、要点を個々の選手に伝えて、チームをいい方向に導いてくれる方でした」

――高校生の頃は、どのような生徒だった?

「本当にどこにでもいる普通の高校生でした」

――女子から人気があったのでは?

「いやいや。うちの高校は男子棟と女子棟が別だったんで、男子校みたいなものでしたから」
 

高校時代に3年間指導を受けたのが、この鈴木監督だ。(C)SOCCER DIGEST

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――高校時代の経験で、今に繋がっていると感じられることは?

「プレーというよりは、メンタル面ですね。1年から10番を付けさせたもらって、注目を浴びるなかでプレーしたことで、精神的に相当成長できました」

――これまでのサッカー人生の中で、心に残っている言葉は?

「……。ずばっと言われて記憶に残っている一言というのはとくにないですね。それよりも小学生の時から継続的に教えられてきたこと、挨拶だったり、荷物を運ぶことだったり、先を読んで行動することだったり。そういう私生活で受けた指導のほうが今に活きていると思います」

───◆───◆───

 4月6日にお届けする予定の「後編」では、セレッソ入団を選んだ理由や強化指定選手としてプレーした昨シーズンの戦い、そして今後のビジョンについて話を訊いた。

PROFILE
西川潤/にしかわ・じゅん/2002年2月21日生まれ、神奈川県出身。180センチ・70キロ。青葉FC―横浜Jrユース―桐光学園高-C大阪。キレのあるドリブルと巧みなフィニッシュワークが魅力で、高卒ナンバーワンアタッカーとの呼び声が高いルーキー。桐光学園高では1年次から10番を背負い、3年次にはインターハイで全国制覇を果たす。昨年は特別指定ながらJデビューを飾り、またU- 20ワールドカップとU-17ワールドカップに出場して世代別代表でも活躍。冬にはスペインの名門バルセロナからの関心が報道された。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)
 
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