【連載・東京2020】西川潤/中編「憧れの選手権で1勝もできず、本当に悔しかった」

カテゴリ:日本代表

江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

2020年03月30日

「若月もPKを蹴りたいと言ってきたけど、自分が行くと」

ブラジルで行なわれたU-17W杯では全4試合に出場して、2ゴール・2アシスト。ベスト16進出の原動力となった。(C) Getty Images

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――高3の秋には、ブラジルでのU-17ワールドカップに出場し、2ゴール・2アシストでベスト16進出の原動力となりました。

「U-20のワールドカップが(ノーゴールで)悔しい結果に終わったので、見返してやろうと思っていました」

――初戦のオランダ戦では、若月大和選手に2アシストをした後、PKを決めました。若月選手がPKを決めればハットトリックのチャンスでしたが。

「それはやめてもらいたかったんで(笑)。あいつも蹴りたいと言ってきたけど、ここは自分が行くと言って蹴りました」

――知り合いのブラジル記者は、ブラジルのファンが西川選手の虜になっていると言っていました。

「そうだったんですか? それは分からなかったですね(笑)。ただ、ブラジルの人が日本を応援してくれて、アットホームな雰囲気でした」

――しかし、ラウンド16でメキシコに敗戦。どこに差が?

「守備がとても強固で、なかなか崩せませんでした。粘り強いし、決めるところで決めるというところでも大きな差がありました。背は高くないんですけど、がっちりしていて、ゴリゴリとボールを奪ってくるし、ここぞというところでは連動して一気に攻撃を仕掛けてくるいいチームでした」
 
――U-17ワールドカップが終わった直後に、最後の選手権予選がありました。敗れた決勝の日大藤沢戦は疲れもあったのでは?

「ブラジルから帰ってきてすぐでした。疲れはそんなになかったと思いますし、言い訳にもしたくなかった。自分が不甲斐なかったですし、高校最後の大会で憧れの選手権に出られず、本当に悔しかったですね」

――選手権では3年間、1勝も挙げられませんでした。

「そうですね。2年の時しか出られなくて、しかも0-5の大敗。勝ち抜く難しさを改めて感じました」

――それでも高校時代、自分は“ここが違う”と誇れる長所はあったのでは?

「ドリブルで突破できるところですね。あとはフォワードに入れば、落ちてきてボールも受けることも、背後に抜け出すことも両方できるところです」
 
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