彼の辞書には「満足」という2文字は存在しない
FIFAが選出する年間ベストイレブンに10度選出され、今夏ハリウッドスター顔負けの豪華な結婚式を挙げ、『Amazon』でプライベートの一面を公開し、セレブぶりを見せつける。そしてノルウェー戦で、過去スペイン人選手が誰一人として成し遂げられなかった高みにたどり着いた。
しかしその野望には際限がない。彼の辞書には「満足」という2文字は存在せず、この偉大な記録にしてもほんの通過点に過ぎない。
S・ラモスの最終的な目標はどこにあるのか、果ては世界征服なのか。これからもその一挙手一投足から目が離せそうにない。
文●ホルヘ・バルダーノ
翻訳:下村正幸
【著者プロフィール】
ホルヘ・バルダーノ/1955年10月4日、アルゼンチンのロス・パレハス生まれ。現役時代はストライカーとして活躍し、73年にニューウェルズでプロデビューを飾ると、75年にアラベスへ移籍。79~84年までプレーしたサラゴサでの活躍が認められ、84年にはレアル・マドリーへ入団。87年に現役を引退するまでプレーし、ラ・リーガ制覇とUEFAカップ優勝を2度ずつ成し遂げた。75年にデビューを飾ったアルゼンチン代表では、2度のW杯(82年と86年)に出場し、86年のメキシコ大会では優勝に貢献。現役引退後は、テネリフェ、マドリー、バレンシアの監督を歴任。その後はマドリーのSDや副会長を務めた。現在は、『エル・パイス』紙でコラムを執筆しているほか、解説者としても人気を博している。
※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙に掲載されたバルダーノ氏のコラムを翻訳配信しています。
しかしその野望には際限がない。彼の辞書には「満足」という2文字は存在せず、この偉大な記録にしてもほんの通過点に過ぎない。
S・ラモスの最終的な目標はどこにあるのか、果ては世界征服なのか。これからもその一挙手一投足から目が離せそうにない。
文●ホルヘ・バルダーノ
翻訳:下村正幸
【著者プロフィール】
ホルヘ・バルダーノ/1955年10月4日、アルゼンチンのロス・パレハス生まれ。現役時代はストライカーとして活躍し、73年にニューウェルズでプロデビューを飾ると、75年にアラベスへ移籍。79~84年までプレーしたサラゴサでの活躍が認められ、84年にはレアル・マドリーへ入団。87年に現役を引退するまでプレーし、ラ・リーガ制覇とUEFAカップ優勝を2度ずつ成し遂げた。75年にデビューを飾ったアルゼンチン代表では、2度のW杯(82年と86年)に出場し、86年のメキシコ大会では優勝に貢献。現役引退後は、テネリフェ、マドリー、バレンシアの監督を歴任。その後はマドリーのSDや副会長を務めた。現在は、『エル・パイス』紙でコラムを執筆しているほか、解説者としても人気を博している。
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