広島ーー柏の今季7点目が決勝点に
【チーム採点・寸評】
広島 8
ボールを支配し、迫力ある守備で完封。首位を相手にしての快勝は大きな自信になる。GK大迫をはじめ伸びしろを感じさせる一戦となった。
【広島|採点・寸評】
GK
38 大迫敬介 7
被決定機が少なく、ビルドアップなど攻撃面で貢献が目立った。ただシュートストップやクロス対応でも高い身体能力で余裕のある守備を見せた。
DF
2 野上結貴 6.5
3バックの両端に必要な攻撃参加を丁寧にこなし、広島のボール支配率を高めた。フィード、足もとにつけるパスともによし。
23 荒木隼人 6
唯一の185センチ級DFとしてFC東京の前に立ちふさがった。ただ33分、D・オリヴェイラに引っ掛けてしまったパスのようなミスは減らしたい。
19 佐々木翔 6
かつて甲府で城福監督に師事したときと同様、現在3バックの一角を担っている。この試合でも攻守によく連動した。
MF
44 ハイネル 6.5(77分OUT)
激しいフィジカルコンタクトでピッチに倒れ込む場面もあったが、右ウイングバックでのハードワークで首位相手によく戦った。
15 稲垣 祥 6.5
前と後ろをつなぎそれでいて動きすぎない、広島におけるボランチの役目をよくこなした。得点場面でもパスの連携に関与。
40 川辺 駿 7
ボランチでもそつなくプレーしていたが、途中からシャドーの位置に出て本領発揮。前後左右に躍動してFC東京を大きく揺さぶった。
MAN OF THE MATCH
18 柏 好文 7.5
まさにスーパーエースの活躍。チーム内得点王らしく豪快に決めた今シーズン7点目の決勝ゴールはチーム全体とゴール裏を鼓舞するに十分だった。