【広島】敵は脱帽し、味方も称賛…ゲームを変えた青山敏弘の影響力は、あまりにも絶大だった

カテゴリ:Jリーグ

志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

2019年08月11日

「空気感が変わったなという感じはしました」

G大阪戦で途中出場した青山は好パフォーマンスを見せた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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[J1リーグ22節]G大阪 1-1 広島/8月10日/パナスタ
 
 青山敏弘がいると、「こんなにも違うのか」と思わず感嘆した。
 
 敵地に乗り込んだG大阪戦の64分、青山は野津田岳人との交代で途中出場し、川辺駿をシャドーに上げてボランチに入った。すると、ファーストタッチでFKのリスタートを受けると、川辺へ鋭い縦パス。最終的には右サイドに展開してからクロスを撥ね返されたが、チームの攻撃は前進した。ボランチの相方・稲垣祥は言う。
 
「(青山がいると)やっぱり前にパスが入る。アオさんが出てすぐに縦パスが何本か入ってチャンスがあった。だからこそ、僕とアオさんとの距離感とか、アオさんとどういうパス交換をするかというのは、アオさんの特徴を引き出す意味でも工夫していました」
 さらに、撥ね返されたクロスを拾い、浮き球をダイレクトで川辺に縦パス。これは惜しくもオフサイドになったが、セカンドボールへの反応は早かった。後方から見ている野上結貴は、こう述べる。
 
「一発のパスがあるし、落ち着かせたり、縦パスを出したりできる。セカンドボールのポジショニングも非常に良かったと思うので、二次攻撃もできた」
 
 青山はファーストプレーの一連の流れで、縦パスとセカンドボールへの反応というストロングポイントを見せつけた。26分のプレータイムのなかで、その良さを継続して随所に発揮し、広島が終盤に攻勢を強められたのも偶然ではないだろう。敵のアンカーであるG大阪の矢島慎也は次のように証言した。
 
「相手は青山選手が入ってきて、向こうも落ち着いてきたかなという感じはしました。駿が前に出てきて間に入ってくるのも結構、嫌でしたし。そこはちょっと空気感が変わったなという感じはしました。自分が食いつくところの裏にトンと当てて、シャドーの選手がフリックみたいなところを後半に結構やってきていたので、そこのところを自分が食いつかずに、残るのかというところはまだまだ改善しないといけなかった」
 
 矢島が言うように青山が入ったことによって、攻撃センス溢れる川辺をシャドーに移せたのも効果的だった。川辺は69分にスルーパスで柏好文のチャンスを演出し、79分には惜しいシュートも放っている。

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