2年前の大会からは久保や菅原が世界へ羽ばたき…
今後は、8月中旬に国内でキャンプを行なう。選手個々がワールドカップでプレーすることを念頭に置いて課題に取り組み、最後の最後までメンバーに生き残るために競争を続けることで、レベルアップを図る。
9月にはオランダ遠征を予定していたが、予定変更の可能性がある。当地で練習試合を組むはずだったオランダとワールドカップで同組になったからだ。ポジティブな姿勢を崩さない森山監督は「また強い相手とできない。このチームは『トラブル・ジャパン』。アジア予選でもバスが来なかったり、練習場をたらい回しにされたり、雷で中止になったり……。全然強い相手とやらないまま、本番で一番強い相手とやるというトラブルも、自分たちの栄養に変える。頼もしいのは(いままでの経験があり)トラブルがあっても『そんなの当たり前じゃん』という気持ちで臨めるところ」と、あらゆる経験を成長材料にするつもりでいる。
2年前にインドで開催された同大会で、日本は決勝トーナメント1回戦でインドグランドにPK戦で敗れたが、当時の経験を持つ久保建英(レアル・マドリー・カスティージャ)、菅原由勢(AZアルクマール)が世界に羽ばたいており、福岡慎平(京都サンガ)や鈴木冬一(湘南)ら多くの選手がJリーグで活躍している。森山監督は「ワールドカップは、選手が1試合ごとに成長するし、成長角度も上がる機会。今回も、ああいうヤツらが出てくるように、1試合でも多く経験させたい」と、次代のフル代表への飛躍を期待している。
ブラジルで強敵揃いのグループを突破するため、U-17日本代表は、課題もトラブルもすべて踏み台にして突き進んで行く。
取材・文●平野貴也
9月にはオランダ遠征を予定していたが、予定変更の可能性がある。当地で練習試合を組むはずだったオランダとワールドカップで同組になったからだ。ポジティブな姿勢を崩さない森山監督は「また強い相手とできない。このチームは『トラブル・ジャパン』。アジア予選でもバスが来なかったり、練習場をたらい回しにされたり、雷で中止になったり……。全然強い相手とやらないまま、本番で一番強い相手とやるというトラブルも、自分たちの栄養に変える。頼もしいのは(いままでの経験があり)トラブルがあっても『そんなの当たり前じゃん』という気持ちで臨めるところ」と、あらゆる経験を成長材料にするつもりでいる。
2年前にインドで開催された同大会で、日本は決勝トーナメント1回戦でインドグランドにPK戦で敗れたが、当時の経験を持つ久保建英(レアル・マドリー・カスティージャ)、菅原由勢(AZアルクマール)が世界に羽ばたいており、福岡慎平(京都サンガ)や鈴木冬一(湘南)ら多くの選手がJリーグで活躍している。森山監督は「ワールドカップは、選手が1試合ごとに成長するし、成長角度も上がる機会。今回も、ああいうヤツらが出てくるように、1試合でも多く経験させたい」と、次代のフル代表への飛躍を期待している。
ブラジルで強敵揃いのグループを突破するため、U-17日本代表は、課題もトラブルもすべて踏み台にして突き進んで行く。
取材・文●平野貴也