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U-17日本代表は名づけて「トラブル・ジャパン」! 秋のワールドカップに向けた手応えやいかに!?

カテゴリ:日本代表

平野貴也

2019年07月16日

2年前の大会からは久保や菅原が世界へ羽ばたき…

10番を背負った成岡は「ゴール前で仕事ができる選手じゃないと、生き残っていけない」と足下を見つめた。写真:平野貴也

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 今後は、8月中旬に国内でキャンプを行なう。選手個々がワールドカップでプレーすることを念頭に置いて課題に取り組み、最後の最後までメンバーに生き残るために競争を続けることで、レベルアップを図る。
 
 9月にはオランダ遠征を予定していたが、予定変更の可能性がある。当地で練習試合を組むはずだったオランダとワールドカップで同組になったからだ。ポジティブな姿勢を崩さない森山監督は「また強い相手とできない。このチームは『トラブル・ジャパン』。アジア予選でもバスが来なかったり、練習場をたらい回しにされたり、雷で中止になったり……。全然強い相手とやらないまま、本番で一番強い相手とやるというトラブルも、自分たちの栄養に変える。頼もしいのは(いままでの経験があり)トラブルがあっても『そんなの当たり前じゃん』という気持ちで臨めるところ」と、あらゆる経験を成長材料にするつもりでいる。
 
 2年前にインドで開催された同大会で、日本は決勝トーナメント1回戦でインドグランドにPK戦で敗れたが、当時の経験を持つ久保建英(レアル・マドリー・カスティージャ)、菅原由勢(AZアルクマール)が世界に羽ばたいており、福岡慎平(京都サンガ)や鈴木冬一(湘南)ら多くの選手がJリーグで活躍している。森山監督は「ワールドカップは、選手が1試合ごとに成長するし、成長角度も上がる機会。今回も、ああいうヤツらが出てくるように、1試合でも多く経験させたい」と、次代のフル代表への飛躍を期待している。
 
 ブラジルで強敵揃いのグループを突破するため、U-17日本代表は、課題もトラブルもすべて踏み台にして突き進んで行く。
 
取材・文●平野貴也
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