「オランダよりマシ、と思って臨めるのは悪くない」と指揮官
サイドMFやシャドーストライカーで起用されたMF成岡輝瑠(清水エスパルスユース)は、
「この遠征での目標は、自分たちの時間を増やして、ボールを動かして、泥臭く勝つということ。練習からワンタッチ制限のゲームや(積極的にパス交換するための)周りの関わりをやってきたけど、いざ試合になってみると、関わりが遠く(パスを出せずに)ボールを持ってしまう選手や時間を使ってしまう選手がいた。もっとワンタッチ、ツータッチでテンポよく回していければ、自分たちの時間も増える。全体が流動的にできるようになることが課題かなと思う。個人としても、ゴール前で仕事ができる選手じゃないと、生き残っていけない」
と、課題を感じ取っていた。
指揮官が話したとおり、残り3か月を選手がどう過ごすかが今後はもっとも重要になる。森山監督には、ひとつの危惧がある。強敵との対戦経験が少ないことだ。
「アジア最終予選から、ほとんど強い相手とやれていなくて、課題があまり出て来ない状況。5月にアルゼンチンに行ったけど、相手は(主力ではない候補選手が多い)ラージグループだった。ガツンとやられる経験が少ないまま、今大会は初戦のメキシコ戦で課題が出て、(隙を見せたり、好機を逃したりすると)こういう痛い目にあうという共通理解はできたと思う」(森山監督)
「この遠征での目標は、自分たちの時間を増やして、ボールを動かして、泥臭く勝つということ。練習からワンタッチ制限のゲームや(積極的にパス交換するための)周りの関わりをやってきたけど、いざ試合になってみると、関わりが遠く(パスを出せずに)ボールを持ってしまう選手や時間を使ってしまう選手がいた。もっとワンタッチ、ツータッチでテンポよく回していければ、自分たちの時間も増える。全体が流動的にできるようになることが課題かなと思う。個人としても、ゴール前で仕事ができる選手じゃないと、生き残っていけない」
と、課題を感じ取っていた。
指揮官が話したとおり、残り3か月を選手がどう過ごすかが今後はもっとも重要になる。森山監督には、ひとつの危惧がある。強敵との対戦経験が少ないことだ。
「アジア最終予選から、ほとんど強い相手とやれていなくて、課題があまり出て来ない状況。5月にアルゼンチンに行ったけど、相手は(主力ではない候補選手が多い)ラージグループだった。ガツンとやられる経験が少ないまま、今大会は初戦のメキシコ戦で課題が出て、(隙を見せたり、好機を逃したりすると)こういう痛い目にあうという共通理解はできたと思う」(森山監督)
7月11日にU-17ワールドカップの組合せが決まり、日本(アジア1位)は、アメリカ(北中米2位)、セネガル(アフリカ5位)、オランダ(欧州1位)と同じD組に入った。
欧州王者のオランダ以外も強敵だ。アメリカは北中米予選のメキシコ戦で、試合を優位に進めた実力派。セネガルは昨年に仙台で行なわれたU-16インターナショナルドリームカップで対戦して0-2の完敗を喫した相手だ。
森山監督は「これ(組合せ)は、かなり楽しい……(苦笑)。オランダはたぶん、今大会で最強。ただ、一発目に戦えるのは、大きい。勝点を取れれば上出来。取れなくても、修正して2試合あるので、決勝トーナメントに進んだときに『オランダよりマシ』と思って臨めるのは悪くない」と、強敵揃いの組であることを認めた上で、持ち前のポジティブシンキングを示した。選手も強豪相手は、望むところ。展開力に定評があるMF山内翔(ヴィッセル神戸U-18)は「すごい相手とできる。みんな、楽しみにしている。一戦目で食ってやろうかなと思っています」と意欲を示した。
欧州王者のオランダ以外も強敵だ。アメリカは北中米予選のメキシコ戦で、試合を優位に進めた実力派。セネガルは昨年に仙台で行なわれたU-16インターナショナルドリームカップで対戦して0-2の完敗を喫した相手だ。
森山監督は「これ(組合せ)は、かなり楽しい……(苦笑)。オランダはたぶん、今大会で最強。ただ、一発目に戦えるのは、大きい。勝点を取れれば上出来。取れなくても、修正して2試合あるので、決勝トーナメントに進んだときに『オランダよりマシ』と思って臨めるのは悪くない」と、強敵揃いの組であることを認めた上で、持ち前のポジティブシンキングを示した。選手も強豪相手は、望むところ。展開力に定評があるMF山内翔(ヴィッセル神戸U-18)は「すごい相手とできる。みんな、楽しみにしている。一戦目で食ってやろうかなと思っています」と意欲を示した。