「3バック構築のトライはいい。ただ…」熟練の英国人記者が森保ジャパンを斬る!

カテゴリ:日本代表

マイケル・プラストウ

2019年06月07日

久保建英という注目の切り札をどう活用するのか

エルサルバドル戦で、久保はA代表デビューを飾るのか。プラストウ記者も大いに注目している。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 誰と誰の組み合わせがどのエリアで機能するのか、しないのか。その見極めに費やせないならば、意味がない。変更するなら3~4人が限度だ。森保監督は招集した選手たちを全員起用したいのかもしれないし、そこにも価値はあるが、いまはオプションの研磨を最優先すべきだろう。
 
 どうすれば中島と堂安の個性を引き出せるのか、大迫へのサポートをどう構築するのか、ロングカウンターを実現させるためにはなにが足りないのか。久保建英という注目の切り札をそのなかでどう活用するのかを含め、興味深いポイントが多々ある。
 
 宮城スタジアムでのゲームでは、少なくとも娯楽性は取り戻してもらいたい。トリニダード・トバゴ戦のような大凡戦は、もう御免である。
 
――――――――――◆―――――――――◆――――――――――――
 
著者プロフィール
マイケル・プラストウ/1959年、英国のサセックス州出身。80年に初来日。91年に英国の老舗サッカー専門誌『ワールドサッカー』の日本担当となり、現在に至る。日本代表やJリーグのみならず、アジアカップやACLも精力的に取材し、アジアを幅広くカバー。常に第一線で活躍してきた名物記者だ。ケンブリッジ大学卒。
【関連記事】
【トリニダード・トバゴ戦|動画&記事一覧】解説:セルジオ越後、釜本邦茂、金田喜稔、採点&寸評、プレー分析、PHOTOギャラリーetc.
【日本代表】中島翔哉と堂安律の違い。同じシャドーのポジションで見えたのは…
「日本のメッシって何者?」コパ・アメリカに臨む18歳久保建英に南米メディアが注目!
「格上の日本を相手にスーパーセーブを連発!」トリニダード・トバゴ紙は、代表守護神を絶賛!!
【橋本英郎】3バック採用で攻撃の迫力が…。日本代表はこのままでコパ・アメリカを戦えるのか

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ