【チーム採点・寸評】
神戸　５
ボールを回しても相手DF陣を揺さぶれず、理想とするパスサッカーはクオリティ不足。ペナルティエリア内に入る回数は少なく、むしろウェリントンにロングボールを当てたオープンな攻撃のほうが脅威になっていた。
 
【神戸｜採点・寸評】
GK
18　キム・スンギュ　5.5
興梠のPKを止めていれば、流れは変わったかもしれない。リーグ戦では３節の仙台戦ぶりの先発出場も、勝利には導けなかった。
 
DF
22　西 大伍　5.5
GKとDFの間を絶妙に通す62分の鋭いクロスなど随所に高いテクニックを見せたが、得点にはつながらず。一方で寄せの甘さが目についた。
 
24　三原雅俊　５（81分OUT）
守備で後手に回り、とりわけ前半は度々サイドを突破される。あまり目立てないまま後半の途中に交代を命じられた。
 
25　大﨑玲央　4.5
足を滑らせ自陣で興梠にボールを奪われて失点を招く。54分の決定的なシュートチャンスも枠外に飛ばせば、57分のヘディングもGKに止められ、挽回できず。
 
33　ダンクレー　4.5
目立ったのはあまりに多い足もとのミス。さらに、ボールをロストした大﨑のカバーに入るも、痛恨のPK献上とツイていなかった。

MF
５　山口　蛍　６
キャプテンマークを巻いて出場。チーム全体のバランスを俯瞰的に見ながら、巧みにポジションを取り、カウンターを未然に防いだ。
 
６　セルジ・サンペール　６
積極的に中盤のスペースでパスを引き出すと、敵を引き付け巧みにサイドに散らした。リズムを作るうえでは欠かせない存在だった。
 
10　ルーカス・ポドルスキ　５（71分OUT）
敵陣中央でボールを受けるも、これといった大きな働きはできずに途中交代。守備時の運動量のなさが悪印象だった。