監督交代に揺れる神戸…3連敗に吉田新監督は「どうやって点を取るかが今後の課題」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年04月20日

浦和の興梠も「押し込まれる時間が長かった」と証言

結果は出なかったが、吉田監督は現状打破への課題を洗い出せたようだ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 ヴィッセル神戸が、今季初の3連敗を喫した。
 
 アウェーに乗り込んだJ1リーグ8節の浦和戦で、0-1の黒星。この試合から指揮を執った吉田孝行監督が、フラッシュインタビューで敗戦を振り返った。
 
「結果は負けたので受け止めますが、やっていた内容は自分たちのサッカーはできたと思います」
 
 そう口火を切った後に続けたのが、次の言葉だ。
 
「そこからどうやって点を取るかが、今後の課題になると思います」

 神戸は今月17日、ファン・マヌエル・リージョ監督との契約を解除し、新たにチームの指揮を吉田監督に託した。ダビド・ビジャとアンドレス・イニエスタを欠いて挑んだこの浦和戦は、開始10分でDFのミスからPKを取られ、あっさりと先制点を献上。結局、その1点が返せないまま終了の笛を聞いた。
 
 しかし、浦和の興梠慎三も「押し込まれる時間が長かった」と証言するように、パスワークを主体とした神戸のサッカーが機能していなかったわけではない。前半はともかく、「セルジ(・サンペール)が相手をひきつけながらCBも持ち運ぶことで、サイドで数的優位を作ることはできていた」と吉田監督が振り返る後半は、ゴールに近づく時間帯も増えた。
 
 結果的に3連敗を喫したものの、新指揮官に悲観する様子はない。「今やっていることを継続しながら、最後のところをどう崩すか。メンバーも変わってくると思いますし、そこは変えていきたいと思います」と現状打破への強い意欲を示した。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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