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【セルジオ越後】絶えないJの誤審… 審判にもっと「高い給料」と「厳しい処分」を設定しては?

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2019年04月13日

1試合あたりのギャランティを上げるのはひとつの案だろう

話題になった松本対神戸の試合。レフェリングについて様々な意見が飛び交っている。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 今季のJ1リーグが開幕して、もうすぐ2か月が経過しようとしているけれど、毎節のように誤審疑惑がニュースになっているね。特に最近話題になったのが、6節の松本山雅対ヴィッセル戦のジャッジだ。ウェリントンのゴールがファウルによって取り消された判定などが議論の的になっていた。
 
 Jリーグでは、こうした審判のゲームコントロールについて、長らく問題になっている。
 
 もちろん審判も人間だからミスをするのは仕方ないにしても、個人的にはペナルティがやや甘いのではないかと思う。同じ審判が何度も“誤審騒ぎ”を起こしているのをよく目にするのは、Jリーグくらいだ。
 
 多くのリーグでは一度大きな誤審をしたレフェリーには、厳しい処置がなされている。もちろんJリーグでも、何試合かの割り当て停止やカテゴリー落ちの制裁があるのは承知しているけど、実際にそうした処分がされているのを多くは見かけない。

 選手がミスをすれば、減俸など利益に響く。監督が采配を間違えて勝利を逃し続ければ、挙句の果てには解任される。試合がどちらに転ぶかを握っている審判にも、やはり緊張感を持ってほしい。
 
 1試合あたりのギャランティを上げるのはひとつの案だろう。ヨーロッパの審判は日本よりもやはり待遇がかなり良い。逆に言えば、高い給料が審判に責任感を抱かせるんだ。その分ミスをすればたちまちカテゴリーを落とされたり、ライセンスをはく奪されたりする。給料を維持しようと必死だからこそ、ジャッジのレベルは高いんだ。

 Jリーグが創設された頃の審判は、アマチュアが多かった。例えば学校の先生が笛を吹いていたものだ。だけど、あれから25年以上が経っている。それなのに、国際基準で見れば、みんなプロになり切れていない印象を受けるよ。

 誤審を減らすために例えば、審判のライセンスをポイント制にするのはどうだろうか。ひとつミスをするたびに、その大きさに応じたポイントが引かれていくというように、評価を数値化することによって危機感が芽生えるのではないかな。
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