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【天皇杯】山形に秘策あり! 大会4度目の下剋上へ、指揮官の不敵な笑みと古株たちの想い

カテゴリ:Jリーグ

頼野亜唯子

2018年12月03日

最高の舞台で味わう残酷な悔しさを知っているからこそ…

4年前の天皇杯決勝では、G大阪に1-3で敗れた。松岡(右)もボランチとして遠藤らとマッチアップした。(C) SOCCER DIGEST

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 2014年12月13日、日産スタジアムで行なわれた天皇杯決勝戦。宇佐美貴史(デュッセルドルフ)、パトリック(広島)という強力FWの2点でリードされたが、ロメロ・フランク(町田)のゴールで1点差に詰め寄った。もう1点、という空気のなかで、ハードワークが売りの山田が足をつってピッチに座り込む。タッチラインの外に出ている間に宇佐美に3点目を決められて反撃の勢いは消沈し、そのまま目の前でG大阪の三冠達成の歓喜を見せつけられた。
 
 すでに二冠を手にしていたJ1王者とリーグ6位のJ2チーム。傍目には予想どおりの結果だったかもしれない。しかしあの日、山形の選手たちは確かに、やり場のない悔しさを噛み締めていた。山田も、松岡も、そしてサポーターも、あの最高の舞台で味わう残酷な悔しさを知っている。知っているからこそ、もう一度あの場所にたどり着き、今度こそ違う結果を手にしたいと願うのである。
 
 決戦の日が間近に迫り、木山監督はさらに2日間の練習を非公開に変更して「秘策」の徹底に費やす。総力戦で4度目のジャイアントキリングを目指す山形は、敵地でどんな戦いを見せてくれるのか。注目のみちのくダービーは、12月5日19時にキックオフされる。
 
取材・文●頼野亜唯子(フリーライター)
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