J史上空前の残留争い。降格条件を整理して浮かび上がる「J2・町田」の重要性

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2018年10月25日

J2からの昇格が1チームという珍事も

J1ライセンス未所持のチームがJ2で2位の場合、J1の16位は残留。17位がJ1参入プレーオフに出場する。

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 ちなみに、町田はJ2の38節を終えて首位の松本と勝点2差の3位。他の上位陣より消化試合がひとつ少ないアドバンテージもあり、自動昇格圏内でフィニッシュする可能性は十分だ。
 
 16位が残留確定ラインになれば、ハードルがひとつ下がるわけで最下位の長崎が生き残る確率も高まる。J1のサバイバルレースに多大な影響を及ぼすという意味で、町田の動向はかなり重要な鍵になる。
 
 J1の残留争いの結末がある程度予測できるのは、11月17日に行なわれるJ2の最終節が終わったあとだろう。J1の16位は残留できることになるのか、J1参入プレーオフに回るのか、その行方次第で大局は見えてくるはずだ。
 
 J2の昇格争いに少し触れておけば、例年以上にJ1への道のりは厳しい。というのも、昨季までは3~6位の昇格プレーオフの勝者がそのままトップリーグへの切符を手にしたが、今季からは「J1参入プレーオフ」と名称を変更し、入れ替え戦が追加されたからだ。
 
 町田が2位以内に入り、J1参入プレーオフでJ2勢が敗戦を喫すれば、J1に昇格できるのはわずか1チームという珍事が起きる。

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