長友が熱いガッツポーズで相手サポーターを黙らせる
4-2-3-1システム同士のミラーゲームになったコロンビア戦、日本が拮抗した展開に持ち込むうえで大きなポイントになったのがサイドの攻防だろう。原口が左SBのホアン・モヒカの、長友が右サイドハーフのファン・ギジェルモ・クアドラードの動きを封じ込めたおかげで、日本はコロンビアの足を止めることに成功。このふたりが文字通り“戦う、走る”を体現することでサイドから崩されるケースはほぼなかった。
印象的だったのは、18分に長友が自陣エリア内でクアドラードとの1対1を制したシーン。このスピードスターの突進を阻止すると、長友は思わずガッツポーズ。熱い拳でコロンビア・サポーターを黙らせた。
「(ガッツポーズを)ちょっと出しちゃいましたね(笑)。クアドラードには絶対に負けたくない、これ以上負けたくないという想いがずっとあったので。彼が得意な1対1で勝負してきたので、本能的に(ガッツポーズが)出てしまいました」
印象的だったのは、18分に長友が自陣エリア内でクアドラードとの1対1を制したシーン。このスピードスターの突進を阻止すると、長友は思わずガッツポーズ。熱い拳でコロンビア・サポーターを黙らせた。
「(ガッツポーズを)ちょっと出しちゃいましたね(笑)。クアドラードには絶対に負けたくない、これ以上負けたくないという想いがずっとあったので。彼が得意な1対1で勝負してきたので、本能的に(ガッツポーズが)出てしまいました」
逆サイドの原口のパフォーマンスも時間の経過とともに安定していった。
「徐々に相手のサイドバック(モヒカ)とガチガチやり始めてからは自分の良さが出てきた。最初の1、2回で剥がされた時に癖を掴めたし、そのあとは上手く抑えられた」
サイドをほぼ制圧した日本は全体的に落ち着いていた。前半に2度ほどコロンビアのCFラダメル・ファルカオにシュートを打たれるなど10人のコロンビアに対して少し浮き足だった時間帯もあったが、完全に崩されたわけではなかった。そしてもうひとり、日本が試合を優位に進めるうえで肝となった選手がいた──。
「徐々に相手のサイドバック(モヒカ)とガチガチやり始めてからは自分の良さが出てきた。最初の1、2回で剥がされた時に癖を掴めたし、そのあとは上手く抑えられた」
サイドをほぼ制圧した日本は全体的に落ち着いていた。前半に2度ほどコロンビアのCFラダメル・ファルカオにシュートを打たれるなど10人のコロンビアに対して少し浮き足だった時間帯もあったが、完全に崩されたわけではなかった。そしてもうひとり、日本が試合を優位に進めるうえで肝となった選手がいた──。