最低限のベースは固めないといけない
もちろん、闇雲に戦ってもミラクルなど起きるはずがない。やはり、最低限のベースは必要だろう。3バックか、それとも4バックか。理想を言えば、6月8日のスイスとの親善試合の前までに方向性を固めるべきだ。
この時点で指揮官が迷うような素振りを見せると、そうした弱気な側面がチームに伝染してしまう恐れもある。長友がガーナ戦後に「結局もうチームなんでね、どれだけまとまれるか」と言うように、今更ジタバタしても始まらない。西野監督はどんと構えていればいい。ガーナ戦で機能しなかったからといって3バックを棚上げせず、ブレずに突き進めばいいのだ。
もはや、オプションなどと言っている時間的余裕はない。例えば、6月8日のスイス戦は3バックで、続く12日のパラグアイ戦は4バックで戦うというような“ブレ”はいらないだろう。
貴重なふたつの親善試合を最終確認の場として、あとはコロンビアとの決戦に向けてディテールの部分を詰める。そのぐらいのスタンスで進めないと、チームがチームでなくなる。西野監督には確固たる意思を持って組織作りを進めてもらいたい。
この時点で指揮官が迷うような素振りを見せると、そうした弱気な側面がチームに伝染してしまう恐れもある。長友がガーナ戦後に「結局もうチームなんでね、どれだけまとまれるか」と言うように、今更ジタバタしても始まらない。西野監督はどんと構えていればいい。ガーナ戦で機能しなかったからといって3バックを棚上げせず、ブレずに突き進めばいいのだ。
もはや、オプションなどと言っている時間的余裕はない。例えば、6月8日のスイス戦は3バックで、続く12日のパラグアイ戦は4バックで戦うというような“ブレ”はいらないだろう。
貴重なふたつの親善試合を最終確認の場として、あとはコロンビアとの決戦に向けてディテールの部分を詰める。そのぐらいのスタンスで進めないと、チームがチームでなくなる。西野監督には確固たる意思を持って組織作りを進めてもらいたい。
とにかく、コロンビアから勝点を奪わないと何も始まらない。だから、現時点でセネガルとの第2戦、ポーランドとの第3戦を展望しても意味はないだろう。
初戦こそ全て。ここで日本が敗れると、グループHは無風状態。「3強1弱」の構図を打ち崩すにはまず、日本がコロンビアから最低でも勝点1を奪う必要がある。これまで圧倒的に相性の悪い南米勢からポイントを取れれば、チームの士気は間違いなく高まる。10年大会のように「1試合で一変」するはずだ。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
初戦こそ全て。ここで日本が敗れると、グループHは無風状態。「3強1弱」の構図を打ち崩すにはまず、日本がコロンビアから最低でも勝点1を奪う必要がある。これまで圧倒的に相性の悪い南米勢からポイントを取れれば、チームの士気は間違いなく高まる。10年大会のように「1試合で一変」するはずだ。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)