Jリーグ放映2年目を迎えたDAZNの実態は?「金J」の効果は?|岩政大樹がDAZN幹部を直撃! #1

カテゴリ:Jリーグ

岩政大樹

2018年05月09日

開幕戦の"金J"は「もう一回見にきたい」という声が多かった

初めて「金J」を開催した開幕戦の鳥栖対神戸戦は、好評だったという。写真:徳原隆元

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サドラー 昨年はわりと予定通りの加入者数や視聴数のデータが出ました。ただ、我々の目標はもっと高い。今後どこまで加入者を伸ばしていけるか、またJリーグを盛り上げていけるかが、大きな課題です。
 
 もちろん、それは我々だけではできないので、Jリーグさんとクラブさんの三者でいろんなアイデアを出しながら、日本におけるJリーグ自体のファンベースを拡大していこうと話をしています。
 
岩政 金曜開催もそのひとつですか?
 
サドラー その通りです。新しい文化を作りたいという形のひとつです。特に近年のJリーグは、若年層のファンが週末になかなかスタジアムに足を運んでいません。それを改善したい。学校帰りや仕事帰りに居酒屋で友だちと飲む感覚で、スタジアムに来ていただきたいと思い、実際にそういう環境を提供したらどうなるのか、というところから始まりました。
 
 開幕戦の鳥栖対神戸では、始めて「金J」を開催したんですが、スタジアムに来た多くのお客さんが初めての生観戦だったそうです。また、韓国スターのジェジュンが開催したハーフタイムショーを楽しんだお客さんもかなり多かったようです。ですが、後からソーシャルの情報を見ると、「サッカーがこんなに面白いと思わなかった」「もう一回見にきたい」という声が多かったので、我々の仮説は当たったのではないかと思っています。
 その次にC大阪や柏で「金J」を開催しましたが、それなりの結果は出ています。次はワールドカップが終わった7月末(FC東京対長崎)なので、この最初の3試合の結果を分析したうえで、良いところをさらに伸ばし、改善すべきところを改善し、より新しいサッカーの楽しみ方を提供したいと思っています。
 
岩政 今のところは想定通りに計画が進んでいるイメージですか?
 
サドラー そうですね。手応えはあります。
 
岩政 他に今年仕掛ける具体的なアイデアはありますか?
 
サドラー いかにJリーグの話題性を世の中で向上させるかが大きなテーマです。スポーツ新聞などを見ると、最初の2、3面は野球が多く、4面くらいでやっとJリーグのニュースが出てくる。そうした状況を変えたいと思っています。これも先ほど説明した通り、Jリーグとクラブとの三者で、親密にコミュニケーションを図りながら、いろんな案を出しています(第2回に続く)。

【著者プロフィール】
ディーン・サドラー/1964年5月2日、ニュージーランド出身。かつては東芝でプロラグビー選手として活躍。引退後にマーケティングリサーチの会社を立ち上げ、14年からPerform Groupに勤務。現在はJリーグコンテンツを統括するアカウントディレクターを務める。
 
岩政大樹(いわまさ・だいき)/1982年1月30日、山口県出身。鹿島で不動のCBとして活躍し、2007年からJ1リーグ3連覇を達成。2010年の南アフリカW杯メンバーにも選出された。現在は、東京ユナイテッドFCで選手兼コーチを務める。

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