【チーム採点・寸評】
甲府　5.5
５バックの守備は安定しており、高野、小出、エデル・リマが攻撃に参加していくオフェンスも機能していた。リンス、ドゥドゥが決定機を迎えたところまでは狙い通りだったが、決め切れなかった。最終節の逆転残留は、高いハードルになった。
 
【甲府｜採点・寸評】
GK
１　河田晃兵　６
前半にノープレッシャーのキャッチミスでCKを献上する場面はあったが、ほかは速いクロスをしっかりキャッチするなど安定したセーブを披露。精度の高いキックも見せた。
 
DF
５　新里 亮　６
セットプレーの守備で高さを生かして、相手の浮き球を跳ね返した。ただ、地上戦で押し込まれた際にボールへアタックできず、パスを通される場面も見られた。
 
２　島川俊郎　６（72分OUT）
中盤から縦パスを通したほか、最終ラインのビルドアップに対して短い縦パスの選択肢を作り、ボールキープとロングパスを狙う余裕を与えていた。負傷交代は、残念。
 
６　エデル・リマ　６
不用意なボールキープが多い印象はあったが、積極的な攻め上がりで相手を押し下げる場面は少なくなかった。しっかりと攻撃につなげていく意図が明確なプレーが多く見られた。
 
22　小出悠太　６
攻守ともに周りの選手を助ける動きに専念した印象だが、35分に高い位置へ駆け上がり、カウエとの競り合いを制して決定機を演出。局面の争いで強さを見せた。
 
MF
40　小椋祥平　６
中盤で指示を出して攻守のバランスを取り、速攻、遅攻を的確に判断した配球を見せた。後半にはドゥドゥへの見事なスルーパスで決定機を作り出した。
 
８　新井涼平　６
カバーリング、配球ともに的確。ヘディングによるクリアの質も高かった。島川の負傷交代後にボランチでプレーし、決定機に飛び込む場面があったが決められなかった。
 
14　田中 佑昌　６（84分OUT）
前線で相手の狭間に立って味方の優位性を引き出し、前半にポストプレーでチャンスを演出。ただ、飛び出しから迎えたチャンスは決め切れず、後半は存在感が薄れていた。
 
35　高野 遼　６（76分OUT）
対面の突破を許さず、ボールを奪えば縦パスを送って攻撃につなげた。セットプレーを含めて左足でラストパスを送った部分も含め、攻撃面で特長を見せていた。