鹿島——素晴らしかったL・シルバの冷静な試合運び。
【チーム採点・寸評】
鹿島 7
西を左SBに置く対策が奏功。むしろ関根を敵陣に追いやり、左サイドから押し込む展開に持ち込みチャンスを作った。
この大一番で、金崎は抜群の勝負強さを発揮。さらに、L・シルバ&小笠原のボランチコンビを中心に最後まで試合をコントロールし続けた。相手に一度も勢いを乗らせず、守備網を崩されなかった。
【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6.5
ポジショニングがよく、最後まで隙を見せなかった。相手のシュートも、ことごとく枠の外に飛んでいった。
DF
22 西 大伍 6.5
関根&森脇のサイドアタック対策で、左SBで起用。後半、何度か打開されたものの耐え抜いた。R・シルバを二度も小突いたのは、カードが出てもおかしくなかった行為か……。
3 昌子 源 7
基本的には余るような形で、守備の数的優位な状況を作る。抜け出してきた興梠、R・シルバをきれいにスイープ。惜しいミドルも放った。
5 植田直通 7
R・シルバへの厳しいマークで簡単に前を向かせなかった。次第に下げさせて、勢いに乗らせなかった。
24 伊東幸敏 6.5
浦和のWBにサイドを打開させない——という与えられた役割を責任感を持って果たす。終盤の相手の猛攻を身体を張った守備で跳ね返し、チャンスにつなげた。
MF
4 レオ・シルバ 7.5 MAN OF THE MATCH
5万7447人の大観衆が埋めた埼玉スタジアムで、誰よりも冷静だったと言っていいかもしれない。武藤にマークにつきつつ、状況に応じてR・シルバや興梠にも対応。さらに左サイドの西&土居をフォローして、攻撃に厚みを持たせた。
コンディションは決して万全ではないようだが、『気づいたらそこに必ずいる』という浦和にとって、実に厄介な存在だった。「中盤」ではなく「試合全体」を静かにコントロールし、鹿島を勝利に導くミッションを完遂させた。
40 小笠原満男 6(87分OUT)
危険なスペースをいち早く埋めていた。オープンな展開になったあと、相手に振り切られる場面もあったが、絶対に致命傷にはならない。
8 土居聖真 6
相手の攻撃参加を“見る”役割に時間を費やす。「忍」と言える、耐えながらチャンスを作る役割をこなし、全体のバランスを保った。
25 遠藤 康 6(70分OUT)
あまり目立てなかったものの、浦和のサイドアタックをしっかり受けつつ、逆襲につなげた。
鹿島 7
西を左SBに置く対策が奏功。むしろ関根を敵陣に追いやり、左サイドから押し込む展開に持ち込みチャンスを作った。
この大一番で、金崎は抜群の勝負強さを発揮。さらに、L・シルバ&小笠原のボランチコンビを中心に最後まで試合をコントロールし続けた。相手に一度も勢いを乗らせず、守備網を崩されなかった。
【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6.5
ポジショニングがよく、最後まで隙を見せなかった。相手のシュートも、ことごとく枠の外に飛んでいった。
DF
22 西 大伍 6.5
関根&森脇のサイドアタック対策で、左SBで起用。後半、何度か打開されたものの耐え抜いた。R・シルバを二度も小突いたのは、カードが出てもおかしくなかった行為か……。
3 昌子 源 7
基本的には余るような形で、守備の数的優位な状況を作る。抜け出してきた興梠、R・シルバをきれいにスイープ。惜しいミドルも放った。
5 植田直通 7
R・シルバへの厳しいマークで簡単に前を向かせなかった。次第に下げさせて、勢いに乗らせなかった。
24 伊東幸敏 6.5
浦和のWBにサイドを打開させない——という与えられた役割を責任感を持って果たす。終盤の相手の猛攻を身体を張った守備で跳ね返し、チャンスにつなげた。
MF
4 レオ・シルバ 7.5 MAN OF THE MATCH
5万7447人の大観衆が埋めた埼玉スタジアムで、誰よりも冷静だったと言っていいかもしれない。武藤にマークにつきつつ、状況に応じてR・シルバや興梠にも対応。さらに左サイドの西&土居をフォローして、攻撃に厚みを持たせた。
コンディションは決して万全ではないようだが、『気づいたらそこに必ずいる』という浦和にとって、実に厄介な存在だった。「中盤」ではなく「試合全体」を静かにコントロールし、鹿島を勝利に導くミッションを完遂させた。
40 小笠原満男 6(87分OUT)
危険なスペースをいち早く埋めていた。オープンな展開になったあと、相手に振り切られる場面もあったが、絶対に致命傷にはならない。
8 土居聖真 6
相手の攻撃参加を“見る”役割に時間を費やす。「忍」と言える、耐えながらチャンスを作る役割をこなし、全体のバランスを保った。
25 遠藤 康 6(70分OUT)
あまり目立てなかったものの、浦和のサイドアタックをしっかり受けつつ、逆襲につなげた。