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【セルジオ越後】今年のJリーグのMVPは? すぐに答えられないところに大きな問題点があるよ

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年12月11日

移籍市場の“回転寿司化”は気になる。

かつての浦和はポンテら大物助っ人を獲得して黄金期を迎えた。今オフには積極的な補強に出るクラブは現われるのか。(C)SOCCER DIGEST

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 また、レギュラーシーズンが終わって大きな関心が持たれるのは、各選手の移籍動向だろうね。今年は各クラブが例年になく積極的に動いているようだけど、それはさっきも話した来季からの優勝賞金の増額が念頭にあるからだと思うよ。
 
 フロンターレの大久保はFC東京への移籍が決定的だと言われるし、サンフレッチェの佐藤は実際にグランパスへの移籍を決めた。
 
 ただ、僕のなかで気になっているのは日本の移籍市場の“回転寿司化”なんだ。結局、クラブは選手補強を考えた時に、計算の立つ国内の選手を手にいれようとする。つまりは、これまでと同じレーンに乗った選手(ネタ)を取っ替え引っ替えにしているだけだと思うんだ。
 
 これじゃ戦力値のマイナス分をトータル「0」にすることはできるかもしれないけど、大きなプラスをもたらすのは難しいんだ。国内だけで戦うなら良いかもしれないけど、アジアで勝つことを目指すなら国外から大きな戦力を迎えなくちゃ厳しいよね。
 
 かつてACLを制したレッズを思い出してみてよ。ポンテ、ワシントンという強力な助っ人がいたことでチーム力がグンと上がったよね。ああいう成功例を考えながら、チームを強化を進めれば、リーグも盛り上がると思うんだ。
 
 どこまで信ぴょう性があるか分からないけど、サガンがイタリア代表のブッフォンを獲得しようとしていたという話を聞いたけど、そういうチャレンジ精神が出てくると面白いよ。
 
 いずれにしても各クラブが来季に向けて良い準備をしてくれることを願っている。
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