【ミラン番記者】本田圭佑は「チーム内序列」で悲惨な順位…1月の退団は十分にありえる

カテゴリ:海外日本人

マルコ・パソット

2016年11月10日

赤丸急上昇中のラパドゥーラは代表招集も。

就任1年目ながら瞬く間に選手を掌握し、12節終了時点でCL出場圏内の3位にチームを導くモンテッラ。その頭の中にある選手序列とは? 写真:Alberto LINGRIA

画像を見る

 10位はマッティア・デ・シリオではないだろうか。まだ好不調の波があるが、実力に疑いの余地はなく、モンテッラにとっての左SBのレギュラーはこの下部組織出身者だ。
 
 11位はダビデ・カラブリア。19歳という若さも、その態度もモンテッラは気に入っている。現在は故障中だが、離脱前はイニャツィオ・アバーテから右SBの定位置を奪う勢いだった。
 
 12位はラパドゥーラ。いま赤丸急上昇中で、今後はもっと上の順位に食い込む可能性がある。パレルモ戦の後の会見でモンテッラは、その見事なゴールだけでなく、試合に臨む態度や闘志を褒めたたえ、「チームみんなが見習うべき手本」と絶賛した。この11月には故障したマノーロ・ガッビアディーニ(ナポリ)の代替えで、イタリア代表からも声が掛かった。
 
 13位はアバーテ。前記した通り一時はカラブリアに定位置を奪われそうになるなどモンテッラにとって“鉄板”ではないが、それでも使える選手だとは思われている。モントリーボ離脱後はキャプテンマークを巻くなど、周囲の信頼も厚い。
 
 14位はおそらくマリオ・パシャリッチ。今夏のレンタル加入後、ずっとベンチを温めていたが、最近の練習でモンテッラを納得させ、ここ2試合連続で出番を与えられている。
 
 15位はM・フェルナンデス。入団直後の怪我で2か月の離脱を強いられ、パレルモ戦でようやくミラン・デビューを飾った。元々はフィオレンティーナ時代にモンテッラが重宝していた技巧派だけに、今後一気に序列を上げる可能性は大だ。
 
 16位は怪我で来年4月まで休場見込みのモントリーボ。主将だけにその欠場はダメージがないわけではないが、ロカテッリの台頭もあり、モンテッラがそれを大いに嘆いているかと言われれば、そこまででもない。
 
 17位も怪我でストップしていたアントネッリ。デ・シリオがまずまずのプレーを見せているだけに、レギュラーの座を奪い返すのは容易ではないか。
 
 18位は新戦力のCBグスタボ・ゴメス。欧州1年目だけにまだ安定感に欠け、ややリスキーな嫌いはあるが、守備固めの局面でよく使われている。
【関連記事】
ミランがウイング補強に動く! さらに窮地の本田はそれでも残留?
【ミラン番記者】本田圭佑よ、移籍したいならすぐにクラブに申告せよ
【ミラン番記者】本田圭佑がドーハで「チームの顔」のような扱いを…
トランプの勝利を決定付けた地に、“怒れるメキシカン”が乗り込む!
「代表だと下手くそになる」アグエロの告白に潜む“アルゼンチンの危機”

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 唯一無二の決定版!
    2月15日発売
    2024 J1&J2&J3
    選手名鑑
    60クラブを完全網羅!
    データ満載のNo.1名鑑
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト いざW杯予選へ!
    3月8日発売
    元代表戦士、識者らと考える
    日本代表の現在地と未来
    2026年へのポイントは?
    J1&J2全クラブ戦力値チェックも
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 夏の移籍を先取り調査!
    3月21日発売
    大シャッフルの予感
    SUMMER TRANSFER
    夏の移籍丸わかり
    完全攻略本2024
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ