【ミラン番記者】本田圭佑は「チーム内序列」で悲惨な順位…1月の退団は十分にありえる

カテゴリ:海外日本人

マルコ・パソット

2016年11月10日

モンテッラの「脳内ヒエラルキー」のトップは?

ニアング(右)とスソ(左)はウイングのみならず、チーム内序列でもトップに君臨する。本田が入り込む余地はもはやない。写真:Alberto LINGRIA

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 そう考えると本田は、今回の代替え案の中でもっとも序列が低かったことになる。しかし、低いといってもチーム全体の中ではどれだけの順位なのだろうか?
 
 それを知るためにも今回、モンテッラの頭の中の順位を推測してみた。私はここ4か月間、ミラネッロ(ミランのトレーニングセンター)に通いつめてモンテッラと選手たちを見てきた。絶対に当たっているとは言えないが、真実からそう掛け離れてはいないはずだ。
 
 では、始めてみよう。トップチーム28人の中で、モンテッラの“脳内ヒエラルキー”の頂点にいるのは、他でもないニアングだろう。モンテッラはこの逸材にとても大きな期待を掛けており、記者会見で公に「私は彼に懸けている」と明言した唯一の選手だ。ここまで3ゴール・3アシストを挙げているが、ここからさらに数字を上積みしていくだろう。
 
 第2位は、これも間違いなくスソだ。ニアングの逆サイドで同じように瞬発力と創造性を発揮し、今やモンテッラのサッカーに欠かせない存在だ。ここまでは、崩しの切り札という期待にしっかりと応えている。
 
 そして3位はジャンルイジ・ドンナルンマ。しかし、ニアングやスソとの差はそれほど大きくはない。前任のシニシャ・ミハイロビッチ(現トリノ監督)がこの超大器を守護神に抜擢して経験を積ませたことを、モンテッラは感謝しているだろう。
 
 4位には――モンテッラ自身は認めないかもしれないが――ボナベントゥーラが入るだろう。愛称の「ジャック」が物語る通りオールマイティーな選手で、どこに置いても安定した活躍をする。ミランではこれまで、実に9つの異なるポジションでプレーしているのがその何よりの証拠だ。
 
 5位はマヌエル・ロカッテッリ。今シーズンの大きな発見だ。まだ18歳でプリマベーラ(U-19)から正式昇格して1年目だが、リッカルド・モントリーボの故障離脱を受けて、たちまちアンカーのレギュラーとなった。その大役に当惑することなく、落ち着いてプレーしている部分にパーソナリティーの強さを感じる。
 
 6位に入るのは、賭けが当たったもう一人の選手、ユライ・クツカだ。モンテッラはテクニカルなMFを愛するが、彼のダイナミズムとパワー、そして時折見せる鋭く力強い切り込みは、今のミランには無くてはならないものとなっている。
 
 7位は同点で2人いる。不動のCBコンビ、アレッシオ・ロマニョーリとガブリエル・パレッタだ。息のあった連携でディフェンスラインを安定させている。彼ら2人が揃っている時といない時では、失点の数がまるで違うのだ。
 
 9位はカルロス・バッカ。ここまでチーム最多の6ゴールを挙げているので、もう少し上でもいい気もするが、このCFはモンテッラの考えに必ずしも即したプレーをしていないし、ここまでフル出場は2試合のみ。たぶん順位はこの辺だろう。
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