ボランチはレギュラーと控えの格差が否めず。
【MF/7人(欧州組4人 国内組3人)】
ボランチ:◎長谷部誠(フランクフルト)/◎山口 蛍(C大阪)/〇永木亮太(鹿島)/△井手口陽介(G大阪)
2ボランチの編成は、お互いに補完し合うふたりの組み合わせとなる。
より守備的でゲームをコントロールするタイプに分類されるのが、長谷部と永木だ。一方、積極的に高い位置に顔を出して、得点に絡む仕事も期待されているのが、山口と井手口である。
これに倣えば、キャプテンの長谷部は不動の存在として、相棒は山口となる。懸念されるのは、代表での実績がない永木と、今回が初選出となる井手口が控えであることだ。
CB同様、レギュラーとバックアッパーの大きな格差が否めない。もちろん、代表に呼ばれている以上、ふたりの実力に疑いはないが、少なくとも10月シリーズに続いて招集された永木は、オマーン戦でテストしておきたい。
トップ下:◎香川真司(ドルトムント)/○清武弘嗣(セビージャ)/△小林祐希(ヘーレンフェーン)
今季の序盤はドルトムントで不遇をかこっていた香川だが、10月に入ってからは少しずつ出場機会を増やしているだけに、コンディションの良化が期待できそうだ。
逆に清武は、11月2日のディナモ・ザグレブ戦で待望の“CLデビュー”を飾ったものの、セビージャでのプレータイムは激減。熾烈なポジション争いを繰り広げてきた香川と清武だが、サウジ戦のスタメンは香川が勝ち取りそうだ。
6月のキリンカップ以来の招集となった小林は、今夏から所属するヘーレンフェーンで盤石の地位を築いている。「オランダでかなりレベルの高いプレーをしていて、運動量、ディシプリンの面でかなり向上している」とハリルホジッチ監督も、その活躍ぶりに満足している様子だ。
トップ下候補の3人のなかで、クラブレベルで最も充実した日々を過ごしている。ヘーレンフェーンではボランチとしてではあるものの、確かな手応えと自信を掴んでいるだけに、香川と清武のふたりで争われてきた定位置争いで“三つ巴”の状況に持ち込むチャンスかもしれない。
※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=三番手
ボランチ:◎長谷部誠(フランクフルト)/◎山口 蛍(C大阪)/〇永木亮太(鹿島)/△井手口陽介(G大阪)
2ボランチの編成は、お互いに補完し合うふたりの組み合わせとなる。
より守備的でゲームをコントロールするタイプに分類されるのが、長谷部と永木だ。一方、積極的に高い位置に顔を出して、得点に絡む仕事も期待されているのが、山口と井手口である。
これに倣えば、キャプテンの長谷部は不動の存在として、相棒は山口となる。懸念されるのは、代表での実績がない永木と、今回が初選出となる井手口が控えであることだ。
CB同様、レギュラーとバックアッパーの大きな格差が否めない。もちろん、代表に呼ばれている以上、ふたりの実力に疑いはないが、少なくとも10月シリーズに続いて招集された永木は、オマーン戦でテストしておきたい。
トップ下:◎香川真司(ドルトムント)/○清武弘嗣(セビージャ)/△小林祐希(ヘーレンフェーン)
今季の序盤はドルトムントで不遇をかこっていた香川だが、10月に入ってからは少しずつ出場機会を増やしているだけに、コンディションの良化が期待できそうだ。
逆に清武は、11月2日のディナモ・ザグレブ戦で待望の“CLデビュー”を飾ったものの、セビージャでのプレータイムは激減。熾烈なポジション争いを繰り広げてきた香川と清武だが、サウジ戦のスタメンは香川が勝ち取りそうだ。
6月のキリンカップ以来の招集となった小林は、今夏から所属するヘーレンフェーンで盤石の地位を築いている。「オランダでかなりレベルの高いプレーをしていて、運動量、ディシプリンの面でかなり向上している」とハリルホジッチ監督も、その活躍ぶりに満足している様子だ。
トップ下候補の3人のなかで、クラブレベルで最も充実した日々を過ごしている。ヘーレンフェーンではボランチとしてではあるものの、確かな手応えと自信を掴んでいるだけに、香川と清武のふたりで争われてきた定位置争いで“三つ巴”の状況に持ち込むチャンスかもしれない。
※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=三番手