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【ハリルジャパン】11月シリーズに挑む25名のポジション別序列。注目の久保は新機軸“4トップ”を形成か。本田や香川、吉田は不動の位置付け

カテゴリ:日本代表

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2016年11月05日

ボランチはレギュラーと控えの格差が否めず。

リオ五輪で貴重な経験を積んだ井手口が、ついにハリルジャパンに初招集。Jリーグでは鮮烈なゴールを決めるなど、代表でも得点に絡む仕事も期待されている。写真:JMPA/小倉直樹

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【MF/7人(欧州組4人 国内組3人)】
ボランチ:◎長谷部誠(フランクフルト)/◎山口 蛍(C大阪)/〇永木亮太(鹿島)/△井手口陽介(G大阪)
 
 2ボランチの編成は、お互いに補完し合うふたりの組み合わせとなる。
 
 より守備的でゲームをコントロールするタイプに分類されるのが、長谷部と永木だ。一方、積極的に高い位置に顔を出して、得点に絡む仕事も期待されているのが、山口と井手口である。
 
 これに倣えば、キャプテンの長谷部は不動の存在として、相棒は山口となる。懸念されるのは、代表での実績がない永木と、今回が初選出となる井手口が控えであることだ。
 
 CB同様、レギュラーとバックアッパーの大きな格差が否めない。もちろん、代表に呼ばれている以上、ふたりの実力に疑いはないが、少なくとも10月シリーズに続いて招集された永木は、オマーン戦でテストしておきたい。
 
トップ下:◎香川真司(ドルトムント)/○清武弘嗣(セビージャ)/△小林祐希(ヘーレンフェーン)
 
 今季の序盤はドルトムントで不遇をかこっていた香川だが、10月に入ってからは少しずつ出場機会を増やしているだけに、コンディションの良化が期待できそうだ。
 
 逆に清武は、11月2日のディナモ・ザグレブ戦で待望の“CLデビュー”を飾ったものの、セビージャでのプレータイムは激減。熾烈なポジション争いを繰り広げてきた香川と清武だが、サウジ戦のスタメンは香川が勝ち取りそうだ。
 
 6月のキリンカップ以来の招集となった小林は、今夏から所属するヘーレンフェーンで盤石の地位を築いている。「オランダでかなりレベルの高いプレーをしていて、運動量、ディシプリンの面でかなり向上している」とハリルホジッチ監督も、その活躍ぶりに満足している様子だ。
 
 トップ下候補の3人のなかで、クラブレベルで最も充実した日々を過ごしている。ヘーレンフェーンではボランチとしてではあるものの、確かな手応えと自信を掴んでいるだけに、香川と清武のふたりで争われてきた定位置争いで“三つ巴”の状況に持ち込むチャンスかもしれない。

※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=三番手
 
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