【ユベントス｜チーム＆監督 採点＆寸評】
チーム　5.5
与えた枠内シュートは前後半１本ずつと守備はいつも通りの安定感。しかし攻撃は、ミランのコンパクトかつフィジカルな守備にポゼッションを分断され、徐々に組織的な秩序を失ってクアドラード、ピャニッチが単独で打開を狙っては失敗するという繰り返しに。失点はミス絡みではなくロカテッリのシュートを褒めるべきものだけに、ゴールを奪えなかったことが敗因だ。
 
監督 マッシミリアーノ・アッレグリ　５
ミランのコンパクトな守備を崩せず、秩序を失いつつあるチームを修正できず。マンジュキッチ投入による４-４-２へのシステム変更も効果がなかった。
 
【ユベントス｜選手採点＆寸評】
［GK］
１ ジャンルイジ・ブッフォン　６
シビアな守備機会はなく、失点場面には責任なし。足下のプレーはやや精度を欠く。
 
［DF］
15 アンドレア・バルザーリ　７
いつもながらの集中力、注意力で左からの進入路をほぼ完全にシャットアウト。66分、94分にはカウンターから裏に抜け出した相手にシュートを打たせず。
 
19 レオナルド・ボヌッチ　６
しばしば１対１でマッチアップしたバッカのコントロールに専念。その分だけビルドアップへの貢献は控えめで、プレスが弱まった後半に何度か質の高い縦パスを見せるが。
 
４ メディ・ベナティア　６（75分OUT）
怪我のキエッリーニの代役として左CBを担う。スピードとフィジカルでスソを圧倒し、鋭い出足のアンティチポで前を向かせず。マンジュキッチ投入のために交代。
 
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。