【イタリア・ダービー|採点&寸評】イカルディが「ユーベ・キラー」ぶり発揮! 司令塔ピャニッチは機能せず…

カテゴリ:メガクラブ

片野道郎・手嶋真彦

2016年09月19日

ミランダとムリージョの両CBは抜群の存在感を発揮。

ミランダ(左)はマンジュキッチ(右)とディバラを封殺。逆転勝利の立役者となった。写真:Alberto LINGRIA

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【インテル|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 7
絶対不利の前評判を覆す大きな勝利。立ち上がりから敵陣深くまでユーベの最終ラインに強い圧力を掛ける守りで主導権を握ると、前半はシュート6本(ユーベは2本)とやや優勢。中盤に下がってチャンスメーカーとなる危険人物のディバラにも好き勝手にはやらせなかった。後半も押し気味に試合を進め、失点を喫した直後に追いつき、3節までに許した枠内シュートがわずか6本というユーベから、1試合だけでその数字を計上してみせた。セリエAでのユーベ戦の勝利は12年11月3日以来で4シーズンぶり。過去3シーズンは0勝3分け3敗だった宿敵からの大きな自信をもたらす快勝だ。
 
監督 フランク・デブール 6.5
先発11人がめいめいの職務をしっかりこなすなどセレクターとしては的確で、後半途中から送り出したペリシッチが決勝ゴールと試合中の用兵も的中。3日前のELでイスラエルのハポエル・ベエルシェバに完敗を喫し、負ければ解任とも囁かれていた背水の陣でもブレずに攻撃的なサッカーを貫き、首は確実に繋がった
 
【インテル|選手採点・寸評】
[GK]
1 サミール・ハンダノビッチ  6.5
最大の見せ場はロスタイムの91分。セカンドボールが守備ラインの裏にこぼれたケディラとの1対1を、勇気を持って、身を挺して防いでみせた。66分の失点は、クロスをダイレクトで押し込まれた至近弾であり、阻止するのは困難だった。
 
[DF]
33 ダニーロ・ダンブロージオ 6
特記すべき目立った仕事があったわけではないが、粘り強い守備対応を最後まで続けた。地味ながら勝利に貢献。
 
25 ミランダ 7.5
逆転勝利の立役者のひとり。マンジュキッチが試みたポストワークの多くを封じ、下がってゲームメークしようとするディバラに自由を許さず、ゴール前ではシュートブロックの防波堤にも。完敗を喫した3日前のELとの大きな違いはこのCBがいたか、いなかったかだ。パーフェクトとも表現できる守りを最後まで貫いた。
 
24 ジェイソン・ムリージョ 7
何よりも空中戦での存在感が強烈で、ロングフィードやクロスを何度も跳ね返す。裏を狙うフリーランニングへの対応にも抜かりはなく、集中力が途切れる悪癖もこの日は顔を出さなかった。
 
21 ダビデ・サントン  6.5(79分OUT)
失点シーンでは死角から詰めてきたリヒトシュタイナーの動きに対応しきれなかったとはいえ、49分のペナルティーエリア内でのボールロストも致命傷には至らず、全般的にはインターセプトやカバーリングなどを含めて安定感のある守りを見せた。エネルギーを使い果たし、途中でベンチに退く。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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