「タイ代表は正直そこまでのレベルにない」
8月下旬、ムアントン・Uのホームスタジアムである、SCGスタジアム内で行なわれたインタビューで、ティーラシンは聞き手の佐々木氏に対して、日本代表の印象を次のように語っている。
「日本代表には今も昔もヨーロッパでプレーする選手が多く、洗練されたチームという印象を持っています。9月6日に行なわれる日本代表との直接対決は、私たちにとってこの最終予選のホームゲーム初戦にあたるんです。非常に厳しい試合になるだろうとも思っています。私たちは常にアジア代表の座を賭けて戦わなければなりません。しかし同じアジアの国です。もし日本代表が勝ち上がり、万が一タイ王国代表が勝ち上がれなかったとしても、私は日本代表を応援するつもりでいますよ」
ワールドカップ5大会連続出場という実績を持つ日本に対して、厳しい戦いを余儀なくされるという心構えが見て取れる。さらに、今回のタイ代表には所属するムアントン・Uの選手が10名選抜されており、そのことも「タイには有利に働くのではないか、勝つチャンスもあるのではないか」、という佐々木氏の質問に対しても謙虚な姿勢でこう答える。
「本当にそう思っていますか(笑)? 日本代表は非常にレベルが高くアジア屈指の強豪国のひとつです。正直タイ王国代表はまだそこまでのレベルにありません。しかし勝負事ですから私たちにもチャンスはあると思うんです。サプライズを起こせるように頑張りたいと思っています」
インタビューでは、いたって低姿勢な受け答えに終始したエースだが、タイは第1戦、敵地でサウジアラビアに0-1と惜敗。日本と同様に黒星スタートとなった。それだけに、空前のサッカーブームに後押しされ、熱狂の坩堝と化すであろうホーム戦では、虎視眈々と日本の隙を窺い、勝利を狙ってくるはずだ。
「日本代表には今も昔もヨーロッパでプレーする選手が多く、洗練されたチームという印象を持っています。9月6日に行なわれる日本代表との直接対決は、私たちにとってこの最終予選のホームゲーム初戦にあたるんです。非常に厳しい試合になるだろうとも思っています。私たちは常にアジア代表の座を賭けて戦わなければなりません。しかし同じアジアの国です。もし日本代表が勝ち上がり、万が一タイ王国代表が勝ち上がれなかったとしても、私は日本代表を応援するつもりでいますよ」
ワールドカップ5大会連続出場という実績を持つ日本に対して、厳しい戦いを余儀なくされるという心構えが見て取れる。さらに、今回のタイ代表には所属するムアントン・Uの選手が10名選抜されており、そのことも「タイには有利に働くのではないか、勝つチャンスもあるのではないか」、という佐々木氏の質問に対しても謙虚な姿勢でこう答える。
「本当にそう思っていますか(笑)? 日本代表は非常にレベルが高くアジア屈指の強豪国のひとつです。正直タイ王国代表はまだそこまでのレベルにありません。しかし勝負事ですから私たちにもチャンスはあると思うんです。サプライズを起こせるように頑張りたいと思っています」
インタビューでは、いたって低姿勢な受け答えに終始したエースだが、タイは第1戦、敵地でサウジアラビアに0-1と惜敗。日本と同様に黒星スタートとなった。それだけに、空前のサッカーブームに後押しされ、熱狂の坩堝と化すであろうホーム戦では、虎視眈々と日本の隙を窺い、勝利を狙ってくるはずだ。