「天狗になっていた」20歳逸材日本人がオランダに来て“一番悪い日”に噛み締めた母校・慶大での日々。「高校で輝いて消えていく選手がいる。僕もそうなりかけていた」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2025年05月17日
「サッカーに対する姿勢は嘘をつかないと思う」
筑波のFW内野航太郎は塩貝にとっては年代別日本代表のチームメイト。そんな大型ストライカーは慶応相手に1ゴール・1アシストを記録した。
「内野とは一緒にプレーしているし、すごい選手というのは分かっていたけれど、それをしっかり止めていた部分もあった。点は決められたけれど、自信を持つべきことだと思う。ちょっと関東1部で下位に沈んでいる(慶応は12チーム中11位)けれど、内野はやっぱりリーグで抜けている存在だし、慶応は彼に対してそのくらいやれるということを自信にして戦ってくれれば絶対に1部でも上位に食い込めると思う。まだリーグは始まったばっかりなので、これから僕も期待しています。慶応の人たちに刺激を与えられるような活躍を自分ができたらなと思います」
大学サッカーの春・夏・秋という季節の移り変わりは早くて濃い。夏に行なわれる早慶戦前、監督と喧嘩していたという塩貝は、秋の2部・3部入れ替え戦で4年生の思いを背負って戦った。
「青山学院との入れ替え戦も自分にとっては印象的な試合で。その年、僕はリーグ戦では得点王を取りました。青学戦は勝ったんですけれど、自分は何もできなかった。僕の兄貴(塩貝亮太)にとって最後の試合だったんです。責任感というのがサッカーに出ると思ってますが、そういう大事な試合で活躍できたのは俺じゃなくて兄貴だった。実力的には俺のほうがあったと思うんですが、最後はそういう気持ちの部分だと思うので、それをすごく感じた試合でした。
「内野とは一緒にプレーしているし、すごい選手というのは分かっていたけれど、それをしっかり止めていた部分もあった。点は決められたけれど、自信を持つべきことだと思う。ちょっと関東1部で下位に沈んでいる(慶応は12チーム中11位)けれど、内野はやっぱりリーグで抜けている存在だし、慶応は彼に対してそのくらいやれるということを自信にして戦ってくれれば絶対に1部でも上位に食い込めると思う。まだリーグは始まったばっかりなので、これから僕も期待しています。慶応の人たちに刺激を与えられるような活躍を自分ができたらなと思います」
大学サッカーの春・夏・秋という季節の移り変わりは早くて濃い。夏に行なわれる早慶戦前、監督と喧嘩していたという塩貝は、秋の2部・3部入れ替え戦で4年生の思いを背負って戦った。
「青山学院との入れ替え戦も自分にとっては印象的な試合で。その年、僕はリーグ戦では得点王を取りました。青学戦は勝ったんですけれど、自分は何もできなかった。僕の兄貴(塩貝亮太)にとって最後の試合だったんです。責任感というのがサッカーに出ると思ってますが、そういう大事な試合で活躍できたのは俺じゃなくて兄貴だった。実力的には俺のほうがあったと思うんですが、最後はそういう気持ちの部分だと思うので、それをすごく感じた試合でした。
4年生にとっては最後の試合。最後の最後に足を出す先輩の姿だったり、めちゃくちゃな体勢でシュートブロックに行ったり、1年間ずっと型としてやってきた形そのままで得点したシーンもあったし、そういう意味でサッカーに対する姿勢は嘘をつかないと思います。明らかに熱量で相手との差があったと思う。すごく印象的な試合でした。前年は慶応がプレーオフで2部から3部に落ちた。(塩貝が入学した時の)4年生はそれがトラウマみたいになっていたので勝ててすごく良かったです」
1年半にも満たなかった“慶応ソッカー部”での日々。それでもそこで培った義塾の若き血は、遠くオランダ・ナイメヘンの地でたぎっている。
取材・文●中田 徹
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