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「相当ハマっている」大逆転負けを喫した強豪PSVとの大一番、上田綺世は“ベスト&ワースト”が交錯した90分間で何を掴んだのか【現地発】

カテゴリ:海外日本人

中田徹

2025年05月12日

指揮官ファン・ペルシが貫く攻撃的スタイル。3位の座を確保できるか

2月に就任したファン・ペルシ監督(左)。来季、クラブレジェンドが植えつける攻撃サッカーは完成形を見るのか。(C)Getty Images

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「ボールを引き出す動きが良くなっている」と振り返る上田だが、それでいてボールが出てこない時がある。

 フェイエノールトが押せ押せの時間帯だった15分、右サイドアタッカーのムサが一気にPSVゴール前に迫った。中央で上田がフリーになっていたが、ムサが一手間多くボールをこねてしまいロスト。これには上田も悔しがり、怪我人が出て試合が中断すると「あれはないよな」と言わんばかりに、しばらく上田はムサに視線を送り続けていた。

「(ムサが上田にパスを出さなかったシーンは)さすがにミーティングで映像も出てくると思う。やり続けるしかない。もちろん彼に伝えたし、彼も重々分かっていると思う。次、出てくるかは分かりませんけれど、そういうことをしっかり積み重ねていかないと僕も結果を残せないし、結局こうやってチームも勝てないので」
 
 ファン・ペルシがフェイエノールトの監督に就いたのは2月半ば。以降、彼らは昨季まで3季に渡って指揮したアルネ・スロット(現リバプール)時代を彷彿させるような攻撃的サッカーを志向し、8連勝を飾っていた。PSV戦の前半はそのベスト。後半は逆にワーストだった。

 PSV戦での後半の采配には批判も多いが、それも若い監督にとって経験と見る向きもある。シーズン大詰めとは言え、彼らのサッカーはまだ道半ば。しっかり3位を確保し、来季のCL予選出場権を得たうえで、来季の進化につなげたい。

取材・文●中田 徹
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