技ありの今季6点目。「間接視野で見て打った、イメージ通りのシュートでした」
フェイエノールトのエースストライカー、上田綺世が4月25日のオランダリーグ、ズウォーレ戦(4-0)の14分に今季6点目のゴールを決めた。MFヤクブ・モダーのスルーパスを敵陣背後で受けて、GKが飛び出してきたところを左足チップで仕留めた技あり弾を、上田は「動き出しという自分の特徴を出せました。走りながら(GKを)間接視野で見て打った、イメージ通りのシュートでした」と振り返った。
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圧巻だったのは後半開始まもない48分から72分までのポストプレー。CBゲルノト・トラウナーからのフィードを収めてから、GKやDF陣からボールを集め続けた上田は、無双のゾーンに突入。苛立ちを隠せぬズウォーレのCB陣は55分から続けざまに三度、故意のファウルで上田を倒した。
「点を取るためにポジショニングを考えてプレーしてますし、(得点シーンのような)動き出しを狙ってますけれど、チームから求められているポストプレーやチームプレーでも貢献できるところがあるので、そこもかならずやっていきたいという思いもあります」
4-0と大差が開いていた86分、スタンドからの拍手を浴びてベンチに退いた。
キックオフ前の記者室。最近、上田とロングインタビューをした記者が「上田の話は面白かった。日本のこともいろいろ教えてもらった。もちろんインタビュー中は通訳に手伝ってもらったけれど、英語も喋れるじゃないか。今の上田のプレーを見ていると、プレッシャーから解き放たれたような気がする。お前は『ゴールの数がまだ少ない』と言うけれど、出場時間に対するゴール数は決して悪くない」と話してくれた。
プレッシャーからの解放――。それは自信と信頼という言葉に置き換えることができるのでないか。昨年10月6日のトゥベンテ戦でゴールを決めて2-1の勝利に貢献した上田は、自信についてこう述べていた。
「僕がいま、自信を持ってプレーできているのは、去年一年間、不安もありながら、そのなかでもいろいろトライして、自分の形を見つけて少しずつ成功体験を掴んだから。去年できなかったプレーに対して自信を持ってプレーできている」
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圧巻だったのは後半開始まもない48分から72分までのポストプレー。CBゲルノト・トラウナーからのフィードを収めてから、GKやDF陣からボールを集め続けた上田は、無双のゾーンに突入。苛立ちを隠せぬズウォーレのCB陣は55分から続けざまに三度、故意のファウルで上田を倒した。
「点を取るためにポジショニングを考えてプレーしてますし、(得点シーンのような)動き出しを狙ってますけれど、チームから求められているポストプレーやチームプレーでも貢献できるところがあるので、そこもかならずやっていきたいという思いもあります」
4-0と大差が開いていた86分、スタンドからの拍手を浴びてベンチに退いた。
キックオフ前の記者室。最近、上田とロングインタビューをした記者が「上田の話は面白かった。日本のこともいろいろ教えてもらった。もちろんインタビュー中は通訳に手伝ってもらったけれど、英語も喋れるじゃないか。今の上田のプレーを見ていると、プレッシャーから解き放たれたような気がする。お前は『ゴールの数がまだ少ない』と言うけれど、出場時間に対するゴール数は決して悪くない」と話してくれた。
プレッシャーからの解放――。それは自信と信頼という言葉に置き換えることができるのでないか。昨年10月6日のトゥベンテ戦でゴールを決めて2-1の勝利に貢献した上田は、自信についてこう述べていた。
「僕がいま、自信を持ってプレーできているのは、去年一年間、不安もありながら、そのなかでもいろいろトライして、自分の形を見つけて少しずつ成功体験を掴んだから。去年できなかったプレーに対して自信を持ってプレーできている」
その自信も仲間からの信頼を感じなければ成り立たない。そんな話も上田から聞いたことがある。
――以前、上田選手と「自信と信頼」という話をしました。今日、オランダ人記者と話をしたが、「上田はプレッシャーから解き放たれたような気がする」と言っていた。表現は違いますが、本質は似ているのでは?
「どうなんですかね。プレッシャーから解き放たれた......。それよりも、僕がフェイエノールトに来た昨シーズン、チームから求められることと、そのクオリティ。そして自分がしたいプレーと自分に求めるプレーのクオリティ。それが一致しない時期が10か月くらいありました。自分が求められていることに対して表現しようとするんだけれど、自分でも満足できるような表現ができず、だから出場時間も信頼も勝ち取れないというジレンマがずっと続いてました。昨シーズンの終盤、ちょうど今くらいになって、それが噛み合ってきたんです。今シーズンは昨季と比べて自分の中でも違った感覚でプレーができていると思ってます。長い時間をかけてきたぶん、今は自信を持ってプレーできてます」
「昨年の今ごろ」とは4月25日のゴー・アヘッド・イーグルス戦から3試合連続ゴールを決めた時期のこと。
「どこかで自信を持ってプレーをできるきっかけがあったのかなと思いますけれど、自分でもよく分かりません。でもずっと『こういう風に自分がやりたい』と思うことができるように今シーズン、トライしてきました。本当に最後の最後になっちゃいましたけれど、自分で出場時間をある程度勝ち取って、自分なりにいいパフォーマンスができているのは、いいことです」(昨年5月12日。NEC戦で3試合連続弾を決めた後の上田)
――以前、上田選手と「自信と信頼」という話をしました。今日、オランダ人記者と話をしたが、「上田はプレッシャーから解き放たれたような気がする」と言っていた。表現は違いますが、本質は似ているのでは?
「どうなんですかね。プレッシャーから解き放たれた......。それよりも、僕がフェイエノールトに来た昨シーズン、チームから求められることと、そのクオリティ。そして自分がしたいプレーと自分に求めるプレーのクオリティ。それが一致しない時期が10か月くらいありました。自分が求められていることに対して表現しようとするんだけれど、自分でも満足できるような表現ができず、だから出場時間も信頼も勝ち取れないというジレンマがずっと続いてました。昨シーズンの終盤、ちょうど今くらいになって、それが噛み合ってきたんです。今シーズンは昨季と比べて自分の中でも違った感覚でプレーができていると思ってます。長い時間をかけてきたぶん、今は自信を持ってプレーできてます」
「昨年の今ごろ」とは4月25日のゴー・アヘッド・イーグルス戦から3試合連続ゴールを決めた時期のこと。
「どこかで自信を持ってプレーをできるきっかけがあったのかなと思いますけれど、自分でもよく分かりません。でもずっと『こういう風に自分がやりたい』と思うことができるように今シーズン、トライしてきました。本当に最後の最後になっちゃいましたけれど、自分で出場時間をある程度勝ち取って、自分なりにいいパフォーマンスができているのは、いいことです」(昨年5月12日。NEC戦で3試合連続弾を決めた後の上田)