
Sergey KARASEV
セルゲイ・カラセフ
ロシア国籍/1979年6月12日(36歳)
国際レフェリー歴/6年目
国際試合の担当歴:47試合
1試合平均:イエローカード=4.20、レッドカード=0.25、PK=0.37
ロシア人主審のエントリーは、04年のイワノフ氏以来3大会ぶり。コッリーナ氏を彷彿とさせる風貌が印象的で、感情に左右されない安定したジャッジに定評が。大会後はリオ五輪も担当予定と多忙を極める。

Viktor KASSAI
ヴィクトル・カッサイ
ハンガリー国籍/1975年9月10日(40歳)
国際レフェリー歴/13年目
国際試合の担当歴:114試合
1試合平均:イエローカード=4.54、レッドカード=0.21、PK=0.34
父親も国際レフェリーだったいわばサラブレッドで、選手との対話を大事にしつつ、スムーズに試合を進めるジャッジに定評がある。11年に史上最年少(当時35歳)でCL決勝を裁いた経歴を持ち、UEFA主催の国際大会では欠かせない存在だ。

Pavel KRALOVEC
パベル・クラロベツ
チェコ国籍/1977年8月16日(38歳)
国際レフェリー歴/11年目
国際試合の担当歴:91試合
1試合平均:イエローカード=3.88、レッドカード=0.15、PK=0.14
警告を極力控え、選手との丁寧な対話でクリーンな試合を演出する。PKを3本与えた15-16シーズンのセビージャ対ボルシアMG戦(CL)の笛が話題になる。

Björn KUIPERS
ビョルン・カイペルス
オランダ国籍/1973年3月28日(43歳)
国際レフェリー歴/10年目
国際試合の担当歴:95試合
1試合平均:イエローカード=3.47、レッドカード=0.17、PK=0.24
メジャー大会への参戦が3度目の実力者。なにより重んじるのはチームワークで、副審と密接に連携して小さなファウルも見逃さない。スーパーマーケットや美容室を営むビジネスマンとしての顔を持つ。
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