防戦一方ながら、ワンチャンスをモノにした驚異の勝負強さ。
【アトレティコ・マドリー|チーム&監督 採点&寸評】
試合 6.5
序盤からバイエルンに圧倒されて自陣に釘付けにされ、31分に先制を許し、さらにその3分後にはPKを与えてしまったが、これを凌いでから、徐々に相手陣内でプレーできるようになった。そして54分、ワンチャンスをモノにして先制して形勢逆転となり、以後は1失点に抑えて、2シーズンぶり3回目の決勝進出を達成。優れた技術・戦術もさることながら、驚異的な我慢強さと勝負強さが強い印象を見る者に与えた。
監督 ディエゴ・シメオネ 6
いつも以上に熱くなり、バイエルンのベンチにつっかかっていくシーンも。後半に投入したカラスコは左サイドで攻守に良いプレーを見せ、ペースを引き寄せるきっかけにもなった。戦術的な判断と、選手の気持ちに訴えかけるアクションは、この試合でも効果的だった。
【アトレティコ・マドリー|選手採点・寸評】
GK
13 ヤン・オブラク 7
なんといっても、34分のPKストップ。ミュラーとの駆け引きに勝ったこのプレーが、試合の分岐点となった。その後、シャビ・アロンソのミドルやレバンドフスキのボレーを立て続けにセーブした彼は、間違いなく殊勲者のひとりである。
DF
20 ファンフラン 6
リベリに対応しながら、状況に応じて中央に入りレバンドフスキもケア。前半のほとんどの時間は守備に費やされ、まともに攻撃に参加できたのは39分になってからだった。しかし後半は攻守にバランス良く絡み、60分にはフィリペからパスを受け、強烈なミドルも放った。
24 ホセ・ヒメネス 6
31分のFKからの失点では、ボールが足に当たって軌道が変わってしまった。これは致し方ないが、32分にはCKの際にハビ・マルティネスを掴んでPKを献上。しかしGKオブラクの好守に救われ、以降は身体を張ったプレーで相手の猛攻を凌ぎ続けた。
2 ディエゴ・ゴディン 6
35本のシュートを放たれた試合で、ゴール前で奮闘し続けた。ゴールキックに逃げようとしてボールを奪われピンチに陥ったり、ボールをかぶったりするなどのマイナスポイントはあったが、やはり最終ラインの砦として再三ピンチを防ぐ様には、頼もしさが感じられた。
3 フィリペ・ルイス 5.5
D・コスタに対応したが、同時に頻繁に上がってくるラームにも注意を払わなければならず、ややプレーが中途半端になることも。74分にはビダルに空中戦で競り負け、ゴールに繋げられた。攻撃では、いつものような効果的なプレーは見せられなかった。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
試合 6.5
序盤からバイエルンに圧倒されて自陣に釘付けにされ、31分に先制を許し、さらにその3分後にはPKを与えてしまったが、これを凌いでから、徐々に相手陣内でプレーできるようになった。そして54分、ワンチャンスをモノにして先制して形勢逆転となり、以後は1失点に抑えて、2シーズンぶり3回目の決勝進出を達成。優れた技術・戦術もさることながら、驚異的な我慢強さと勝負強さが強い印象を見る者に与えた。
監督 ディエゴ・シメオネ 6
いつも以上に熱くなり、バイエルンのベンチにつっかかっていくシーンも。後半に投入したカラスコは左サイドで攻守に良いプレーを見せ、ペースを引き寄せるきっかけにもなった。戦術的な判断と、選手の気持ちに訴えかけるアクションは、この試合でも効果的だった。
【アトレティコ・マドリー|選手採点・寸評】
GK
13 ヤン・オブラク 7
なんといっても、34分のPKストップ。ミュラーとの駆け引きに勝ったこのプレーが、試合の分岐点となった。その後、シャビ・アロンソのミドルやレバンドフスキのボレーを立て続けにセーブした彼は、間違いなく殊勲者のひとりである。
DF
20 ファンフラン 6
リベリに対応しながら、状況に応じて中央に入りレバンドフスキもケア。前半のほとんどの時間は守備に費やされ、まともに攻撃に参加できたのは39分になってからだった。しかし後半は攻守にバランス良く絡み、60分にはフィリペからパスを受け、強烈なミドルも放った。
24 ホセ・ヒメネス 6
31分のFKからの失点では、ボールが足に当たって軌道が変わってしまった。これは致し方ないが、32分にはCKの際にハビ・マルティネスを掴んでPKを献上。しかしGKオブラクの好守に救われ、以降は身体を張ったプレーで相手の猛攻を凌ぎ続けた。
2 ディエゴ・ゴディン 6
35本のシュートを放たれた試合で、ゴール前で奮闘し続けた。ゴールキックに逃げようとしてボールを奪われピンチに陥ったり、ボールをかぶったりするなどのマイナスポイントはあったが、やはり最終ラインの砦として再三ピンチを防ぐ様には、頼もしさが感じられた。
3 フィリペ・ルイス 5.5
D・コスタに対応したが、同時に頻繁に上がってくるラームにも注意を払わなければならず、ややプレーが中途半端になることも。74分にはビダルに空中戦で競り負け、ゴールに繋げられた。攻撃では、いつものような効果的なプレーは見せられなかった。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。