ボックス内の強さはピカイチ
ウイングは右と左で本職の選手は3人しか招集されていない。右はMF山田楓喜(東京V)、左はMF佐藤恵允(ブレーメン)。MF平河悠(町田)は左右両方でプレーでき、3月シリーズでは両サイドで起用されて好パフォーマンスを見せた。
しかし、今回は中2日の連戦が続き、35度近い酷暑のカタールでの戦い。それを考えると、3人で回すのは現実的ではない。そこでサイド起用が想定されそうなのが、本職がCFのFW藤尾翔太(町田)だ。これまでも大岩ジャパンで“ウイング・ストライカー”として右サイドでプレーした経験があり、マリ戦でも同様のポジションに配置された。フレキシブルに対応できる藤尾をうまく使いつつ、対戦相手を見ながら先発メンバーを決めていく可能性が高いだろう。
今回のメンバー選考で最もサプライズだったのが、唯一の大学生・内野だ。
「(3月の活動には呼んでいませんが)継続して行なってきた活動の中で、彼の姿勢やオン・ザ・ピッチの取り組みやプレーの内容、彼のパーソナリティ、いろんなものを考慮しながら、現在の彼の活躍もしっかりと見ています。我々のグループの中でしっかり活躍ができる。チームメイトに信頼される期待を込めて招集しました」(大岩監督)
しかし、今回は中2日の連戦が続き、35度近い酷暑のカタールでの戦い。それを考えると、3人で回すのは現実的ではない。そこでサイド起用が想定されそうなのが、本職がCFのFW藤尾翔太(町田)だ。これまでも大岩ジャパンで“ウイング・ストライカー”として右サイドでプレーした経験があり、マリ戦でも同様のポジションに配置された。フレキシブルに対応できる藤尾をうまく使いつつ、対戦相手を見ながら先発メンバーを決めていく可能性が高いだろう。
今回のメンバー選考で最もサプライズだったのが、唯一の大学生・内野だ。
「(3月の活動には呼んでいませんが)継続して行なってきた活動の中で、彼の姿勢やオン・ザ・ピッチの取り組みやプレーの内容、彼のパーソナリティ、いろんなものを考慮しながら、現在の彼の活躍もしっかりと見ています。我々のグループの中でしっかり活躍ができる。チームメイトに信頼される期待を込めて招集しました」(大岩監督)
指揮官が口にしたように、3月シリーズではメンバーに組み込んでいない。しかし、昨年9月のアジア競技大会や10月のアメリカ遠征で内野を高く評価。186センチのサイズはパリ五輪世代のFWにはない武器で、ボックス内の強さはピカイチ。現状では細谷、藤尾に次ぐ3番手の位置付けだが、1点が欲しい場面での起用も含めて、ベンチワークに厚みをもたらす存在として期待がかかる。
泣いても笑ってもU-23アジア杯で全てが決まる。全力を出し切り、パリ五輪出場を掴み取れるか。アジアに与えられた出場枠は3.5。3位以上は無条件で本大会行きが決まるが、4位となった場合はアフリカ4位ギニアとのプレーオフに回る。狭き門を突破するべく、大岩ジャパンが熾烈な戦いに足を踏み入れる。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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