ゲームチェンジャーとしての役割も
最終ラインはCBに4人、左右のSBに2人ずつ配置できる陣容となった。CBはDF西尾隆矢(C大阪)が軸。今季は所属クラブで出場機会を掴んでおり、安定感も増しつつある。その西尾の相棒候補はDF高井幸大(川崎)が最右翼になる。3月シリーズのマリ戦でもコンビを組んでおり、連係面に不安はない。直近のリーグ戦でもスタメン出場を果たし、試合勘も含めて今、最も状態が良いCBと考えるべきだろう。
ただ、他の2人も尻上がりにコンディションを上げている。DF鈴木海音(磐田)は3日のリーグ戦では、スタメンで今季初出場を飾り、怪我が癒えた木村も同日に今季初めてピッチに立った。現地入りしてから序列が変わる可能性は十分にあるだろう。
左SBは攻撃面を優先するなら左利きのDF大畑歩夢(浦和)、守備や堅実さに重きを置くならDF内野貴史(デュッセルドルフ)が起用されるだろう。たとえば、押し込まれる時間帯が長くなりそうな韓国戦(グループステージ第3節)やノックアウトステージは内野、攻め込む展開になりそうな中国戦(GS第1節)やUAE戦(GS第2節)は大畑で勝負するなど、相手によって使い分ける可能性はある。
また、内野は左SB以外にも右SBや両サイドハーフにも対応可能。クローザーとしての仕事もできるタイプであり、左SBは相手の特長に加えて、試合展開を踏まえて先発を決めていくことになりそうだ。
右SBはDF半田陸(G大阪)が頭一つ抜きん出ており、その背中をDF関根大輝(柏)が追いかける構図。半田は2022年3月のチーム立ち上げ時から継続的に代表活動に参加しており、大岩監督が求めるビルドアップや守備の立ち位置を最も理解している。
ただ、他の2人も尻上がりにコンディションを上げている。DF鈴木海音(磐田)は3日のリーグ戦では、スタメンで今季初出場を飾り、怪我が癒えた木村も同日に今季初めてピッチに立った。現地入りしてから序列が変わる可能性は十分にあるだろう。
左SBは攻撃面を優先するなら左利きのDF大畑歩夢(浦和)、守備や堅実さに重きを置くならDF内野貴史(デュッセルドルフ)が起用されるだろう。たとえば、押し込まれる時間帯が長くなりそうな韓国戦(グループステージ第3節)やノックアウトステージは内野、攻め込む展開になりそうな中国戦(GS第1節)やUAE戦(GS第2節)は大畑で勝負するなど、相手によって使い分ける可能性はある。
また、内野は左SB以外にも右SBや両サイドハーフにも対応可能。クローザーとしての仕事もできるタイプであり、左SBは相手の特長に加えて、試合展開を踏まえて先発を決めていくことになりそうだ。
右SBはDF半田陸(G大阪)が頭一つ抜きん出ており、その背中をDF関根大輝(柏)が追いかける構図。半田は2022年3月のチーム立ち上げ時から継続的に代表活動に参加しており、大岩監督が求めるビルドアップや守備の立ち位置を最も理解している。
一方の関根は昨春以降に評価を上げ、今年に入って一気に序列を高めてきた。大学卒業を待たずに柏入りを果たすと、開幕からレギュラーポジションを確保。187センチのサイズを活かしたプレーで“違い”を作り、ウクライナ戦ではCKからゴールにも絡んだ。半田とは異なる武器を持っており、相手のフィジカル対策として重宝されそうだ。
中盤はアンカーのMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、インサイドハーフのMF山本理仁(シント=トロイデン)、MF松木玖生(FC東京)が軸だが、Jリーグで好調を維持するMF荒木遼太郎(FC東京)、MF田中聡(湘南)やA代表歴を持つMF川﨑颯太(京都)も力は引けを取らない。
準々決勝まで中2日の連戦が続くタイトなスケジュールのなかで、ローテーションで起用しても力が落ちる心配はないだろう。注目したいのは荒木の起用法。スタートでも力を発揮できるが、ゲームチェンジャーとしての役割にも期待がかかる。疲労が溜まる時間帯に投入されれば、相手が嫌がるのは確かで、勝負所でどのように起用されるか注目したい。
中盤はアンカーのMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、インサイドハーフのMF山本理仁(シント=トロイデン)、MF松木玖生(FC東京)が軸だが、Jリーグで好調を維持するMF荒木遼太郎(FC東京)、MF田中聡(湘南)やA代表歴を持つMF川﨑颯太(京都)も力は引けを取らない。
準々決勝まで中2日の連戦が続くタイトなスケジュールのなかで、ローテーションで起用しても力が落ちる心配はないだろう。注目したいのは荒木の起用法。スタートでも力を発揮できるが、ゲームチェンジャーとしての役割にも期待がかかる。疲労が溜まる時間帯に投入されれば、相手が嫌がるのは確かで、勝負所でどのように起用されるか注目したい。