【レアル・マドリー｜チーム＆監督 採点＆寸評】
チーム　6.5
バルサにボールポゼッションこそ譲ったが、コンパクトな守備ブロックによるカバーリングが機能し、簡単にはゴール前まで侵入させなかった。先制点こそ許したものの、気持ちを切らさずカウンターで２ゴールを奪って逆転に成功。カンプ・ノウでは４年ぶりの凱歌を上げた。
 
監督 ジネディーヌ・ジダン　6.5
指揮官にとっては選手交代のタイミングを図るのが難しい試合。オーバーアクションだった敵将L・エンリケと対照的に、落ち着いて試合を見守っていた。チーム全体にハードワークと我慢を徹底させ、監督としてのクラシコ初勝利を飾った。
 
【レアル・マドリー｜選手 採点＆寸評】
［GK］
ケイラー・ナバス　６
54分にはメッシのループシュートを指先でかきだすなど、集中力を保って安定したセービングを見せる。失点に関してはノーチャンス。
 
［DF］
15 ダニエル・カルバハル　６
対峙したネイマール＆イニエスタに、簡単に飛び込むことなく落ち着いて対処。右サイドにしっかり鍵をかけた。
 
３ ペペ　5.5
高いDFラインをしっかりとコントロール。しかし、失点シーンではスアレスの邪魔に遭って、ピケのマークを外してしまった。
 
４ セルヒオ・ラモス　５（84分退場）
一つのミスが即失点に繋がる緊迫した展開はやはり不得意。84分にスアレスを後ろから倒してしまい、２枚目のイエローカードで退場処分を食らった。
 
12 マルセロ　６
メッシがほぼ中央に居座ったため、守備の負担が軽減された。D・アルベスのオーバーラップにも対処しながら機を見て攻撃にも参加し、62分には突破から同点弾を演出した。
 
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。