マドリーは1人少なくなった直後に勝ち越しゴール!
現地時間4月2日のリーガ・エスパニョーラ31節、カンプ・ノウでバルセロナ対レアル・マドリーのエル・クラシコが開催された。
3月24日に亡くなったバルサのスーパーレジェンド、ヨハン・クライフに哀悼の意を捧げた後にキックオフされた伝統の一戦。互いに様子見のような展開が続く中、最初のチャンスを掴んだのはバルサだった。
10分、GKブラーボのゴールキックに反応した最前線のスアレスが、背負ったS・ラモスとうまく入れ替わる。そのこぼれ球をネイマールが拾い、ゴール前に走り込んだフリーのスアレスに横パス。しかし、わずかにタイミングが合わず、シュートは打てなかった。
14分には現役時代に背番号14を好んだクライフの冥福を祈るため、カンプ・ノウの観客が立ち上がり、拍手とともに「ヨハン! ヨハン!」の大合唱が鳴り響いた。
18分には左寄りの位置からメッシが直接FKを狙うが、これは惜しくゴールの枠を外れる。バルサはその直後にもカウンターで攻め上がり、ペナルティーエリア内でラキティッチが左足シュートを放つがマドリーのGKナバスにセーブされた。
その後もバルサがポゼッションを支配し、コンパクトな守備ブロックを敷いたマドリーはなんとか凌ぎながらカウンターを狙うという展開が続く。しかし、バルサはなかなか崩し切れず、マドリーも30分のC・ロナウドの直接FK、43分のベンゼマのボレーシュートが枠を外れる。結局、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。
後半も「攻め込むバルサ」と「守って速攻のマドリー」という構図は不変。54分にはスアレスが粘ってボールを繋いで速攻に繋げて、最後はメッシがループシュート。しかし、相手GKナバスに指先でかき出された。
これで得たCKは二度に渡ってクリアされたが、三度目でついに均衡を破る。56分、右CKからラキティッチが上げたクロスを、ペペとの競り合いを制したピケがヘディングで叩き込んだのだ。
しかし、マドリーはわずか7分で同点に追い付く。63分、カウンターから抜け出したマルセロが右サイドのクロースに展開。折り返しのクロスは敵に当たったが、ゴール前にいたベンゼマが美しいハーフボレーでゴールネットを揺らした。
先に交代カードを使ったのはバルサのL・エンリケ監督。74分、ラキティッチに代えてアルダを投入した。対するマドリーのジダン監督も、78分にベンゼマを下げてヘセを送り込んだ。
80分にはバルサの好機。メッシのスルーパスに反応したスアレスがボレーで狙うが、惜しくもゴールの枠を外す。直後、マドリーは左サイドからC・ロナウドが挙げたクロスを、ベイルが頭で叩き込む。しかしこれは、ベイルがジョルディを押したという不可解な判定で取り消された。
83分にはS・ラモスが二枚目のイエローカードを食らって退場処分を食らう。しかし、直後にマドリーは逆転に成功する。速攻からヘセ→ベイルと繋ぎクロス。これをペナルティーエリアの左に走り込んだC・ロナウドが、冷静に胸でワントラップし、右足で叩き込んだ。
結局はこれが決勝点となり、クライフの追悼試合としていつも以上に注目を集めたクラシコは、マドリーの勝利で決着。バルサの公式戦無敗記録は39試合でストップした。
【クラシコ写真館】クライフ追悼、ゴールシーン、激しい肉弾戦、MSN対BBC、観客席の大物など
3月24日に亡くなったバルサのスーパーレジェンド、ヨハン・クライフに哀悼の意を捧げた後にキックオフされた伝統の一戦。互いに様子見のような展開が続く中、最初のチャンスを掴んだのはバルサだった。
10分、GKブラーボのゴールキックに反応した最前線のスアレスが、背負ったS・ラモスとうまく入れ替わる。そのこぼれ球をネイマールが拾い、ゴール前に走り込んだフリーのスアレスに横パス。しかし、わずかにタイミングが合わず、シュートは打てなかった。
14分には現役時代に背番号14を好んだクライフの冥福を祈るため、カンプ・ノウの観客が立ち上がり、拍手とともに「ヨハン! ヨハン!」の大合唱が鳴り響いた。
18分には左寄りの位置からメッシが直接FKを狙うが、これは惜しくゴールの枠を外れる。バルサはその直後にもカウンターで攻め上がり、ペナルティーエリア内でラキティッチが左足シュートを放つがマドリーのGKナバスにセーブされた。
その後もバルサがポゼッションを支配し、コンパクトな守備ブロックを敷いたマドリーはなんとか凌ぎながらカウンターを狙うという展開が続く。しかし、バルサはなかなか崩し切れず、マドリーも30分のC・ロナウドの直接FK、43分のベンゼマのボレーシュートが枠を外れる。結局、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。
後半も「攻め込むバルサ」と「守って速攻のマドリー」という構図は不変。54分にはスアレスが粘ってボールを繋いで速攻に繋げて、最後はメッシがループシュート。しかし、相手GKナバスに指先でかき出された。
これで得たCKは二度に渡ってクリアされたが、三度目でついに均衡を破る。56分、右CKからラキティッチが上げたクロスを、ペペとの競り合いを制したピケがヘディングで叩き込んだのだ。
しかし、マドリーはわずか7分で同点に追い付く。63分、カウンターから抜け出したマルセロが右サイドのクロースに展開。折り返しのクロスは敵に当たったが、ゴール前にいたベンゼマが美しいハーフボレーでゴールネットを揺らした。
先に交代カードを使ったのはバルサのL・エンリケ監督。74分、ラキティッチに代えてアルダを投入した。対するマドリーのジダン監督も、78分にベンゼマを下げてヘセを送り込んだ。
80分にはバルサの好機。メッシのスルーパスに反応したスアレスがボレーで狙うが、惜しくもゴールの枠を外す。直後、マドリーは左サイドからC・ロナウドが挙げたクロスを、ベイルが頭で叩き込む。しかしこれは、ベイルがジョルディを押したという不可解な判定で取り消された。
83分にはS・ラモスが二枚目のイエローカードを食らって退場処分を食らう。しかし、直後にマドリーは逆転に成功する。速攻からヘセ→ベイルと繋ぎクロス。これをペナルティーエリアの左に走り込んだC・ロナウドが、冷静に胸でワントラップし、右足で叩き込んだ。
結局はこれが決勝点となり、クライフの追悼試合としていつも以上に注目を集めたクラシコは、マドリーの勝利で決着。バルサの公式戦無敗記録は39試合でストップした。
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