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【クラシコ|採点&寸評】メッシなどバルサのMSNは及第点以下。マドリー勢は決勝弾のC・ロナウドを含めてハードワークが光る

カテゴリ:メガクラブ

豊福晋、山本孔一

2016年04月03日

メッシのドリブルとパスが冴えたのは低い位置でだけ…。

中盤では自由を得たメッシ(左)だが、2ライン間以降ではカゼミーロ(右)らの激しいプレスに苦しんで決定的な違いを作れなかった。(C)Getty Images

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[MF]
4 イバン・ラキティッチ 5(74分OUT)
攻守においてシンプルにプレーしながら中盤を幅広くカバー。ただ、崩しの局面で決定的な仕事ができず、物足りなさは否めない。
 
5 セルヒオ・ブスケツ 6.5
チームの「ヘソ」としてビルドアップで中心的役割を担う。60分のC・ロナウドとの1対1を簡単に止めるなど、攻守において貢献した。
 
8 アンドレス・イニエスタ 6
華麗なドリブルでチャンスメークして喝采を浴びる。前半にC・ロナウド突破を身体を張って止めるなど守備面でも貢献した。とはいえ、終盤にチームを落ち着けられなかったのは、キャプテンとして悔やまれる。
 
[FW]
10 リオネル・メッシ 5.5 
普段よりもセンター寄りでのプレーが多く、中盤の低い位置では相手を交わし、ラストパスも供給。しかし、ゴールに近い位置で決定的なプレーはできず、及第点には届かない。
 
9 ルイス・スアレス 5.5
ピケの先制点の場面ではマーカーのペペをスクリーンする「アシスト」をし、S・ラモスを退場にも追い込んだ。ただ、10分と80分の決定機を逃すなど、ゴール前では「らしさ」に欠けた。
 
11 ネイマール 5.5 
軽快なドリブルで相手DFを翻弄するも、交わすことや綺麗な崩しを考えすぎてかフィニッシュに持ち込めず。アタッカーとしての「怖さ」はなかった。
 
[交代出場]
7 アルダ・トゥラン 5(74分IN)
試合を落ち着かせられず、試合終了間際にペナルティーエリア内で放ったシュートもカゼミーロに防がれた。
 
文:豊福晋
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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