DF&GK――SB陣のコンディションは問題なし。CB吉田はベンチスタートが続き、GK川島は…。
【DF】
長友佑都(インテル/イタリア)
今季セリエA成績:14試合(1028分)・0得点
昨夏は移籍騒動に揺れ、開幕後もなかなか出番を得られなかったが、昨年10月あたりから出番を増やし、今やサイドバックのレギュラークラスにまで序列を上げた。本人が「左右どっちでもまったく問題ない」と語る通り、両サイドをソツなくこなしている。プレータイムを重ねるにつれ、徐々に持ち前のアグレッシブなパフォーマンスが復活。昨年9月と11月の招集時を振り返って、「コンディションはともかく、試合勘という部分で難しい部分があった」と語っていたが、その懸念は現在まったくない。
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
今季プレミアリーグ成績:19試合(961分)・1得点
年明けからスタメン出場の機会は、1月9日のFAカップでのクリスタル・パレス戦と2月6日に行なわれたプレミアリーグ25節のウェストハム戦のみ。クリスタル・パレス戦では、ビルドアップ時に失点につながる致命的なミスを犯して、前半で交代を命じられ、主力CBのフォンテを出場停止で欠いた3月12日のストーク戦も80分からの途中出場と、クーマン監督からの信頼は獲得できず。定位置の確保には至っていない。途中出場が続き、ゲーム勘に多少の不安はある。慣れ親しんだ代表チームで調子を取り戻せればいいが……。
酒井宏樹(ハノーファー/ドイツ)
今季ブンデスリーガ成績:19試合(1664分)・0得点
後半戦から指揮を執っているシャーフ監督の信頼を得て、年明けからの国内リーグ9試合すべてに先発フル出場中だ。足を止めない敢闘精神が光る。コンディションは悪くなさそうだが、気がかりはミスが目立っている点。捕まえるべき相手のマークが緩くなりがちで、失点の原因となったのは一度や二度ではない。課題のクロス精度も改善の余地が見られず、最下位に低迷するハノーファーの中で、酒井自身も浮上の足掛かりを得られずにいる。
酒井高徳(ハンブルク/ドイツ)
今季ブンデスリーガ成績:13試合(1124分)・0得点
ディークマイアーとの定位置争いを制し、右サイドバックのレギュラーに定着。ブンデスリーガ通算100試合出場の節目となった25節のヘルタ・ベルリン戦では、豊富な運動量でアップダウンを繰り返し、攻守の両局面で大きな存在感を発揮した。現地メディアが軒並み高採点を付けたとおり、今シーズン最高のパフォーマンスを披露。病み上がりによるコンディション不良で、直近のレバークーゼン戦こそ前半かぎりでの交代を余儀なくされたが、来るアジア予選への影響はないだろう。調子は上向きだ。
【GK】
川島永嗣(ダンディ・ユナイテッド/スコットランド)
今季スコットランド・プレミアリーグ成績:8試合(720分)・12失点
昨年11月にスコットランド・プレミアリーグのダンディ・ユナイテッドに加入するも、英国の労働許可が下りずに、不毛な日々を過ごした。今年1月2日のダンディーFC戦でようやくスコットランドデビューを飾り、以降はリーグ戦8試合に出場している。しかし、チームはリーグ最下位に沈み、川島も8試合で12失点と満足なパフォーマンスを披露しているとは言えない。ハリルホジッチ監督がメンバー発表会見で指摘した通り、太ももを痛めて、公式戦2試合を欠場している。そのため試合に出場できるコンディションにあるかは未知数だ。
香川・清武・酒井宏・酒井高・山口・原口・長谷部・ハーフナー=文:遠藤孝輔
長友佑都(インテル/イタリア)
今季セリエA成績:14試合(1028分)・0得点
昨夏は移籍騒動に揺れ、開幕後もなかなか出番を得られなかったが、昨年10月あたりから出番を増やし、今やサイドバックのレギュラークラスにまで序列を上げた。本人が「左右どっちでもまったく問題ない」と語る通り、両サイドをソツなくこなしている。プレータイムを重ねるにつれ、徐々に持ち前のアグレッシブなパフォーマンスが復活。昨年9月と11月の招集時を振り返って、「コンディションはともかく、試合勘という部分で難しい部分があった」と語っていたが、その懸念は現在まったくない。
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
今季プレミアリーグ成績:19試合(961分)・1得点
年明けからスタメン出場の機会は、1月9日のFAカップでのクリスタル・パレス戦と2月6日に行なわれたプレミアリーグ25節のウェストハム戦のみ。クリスタル・パレス戦では、ビルドアップ時に失点につながる致命的なミスを犯して、前半で交代を命じられ、主力CBのフォンテを出場停止で欠いた3月12日のストーク戦も80分からの途中出場と、クーマン監督からの信頼は獲得できず。定位置の確保には至っていない。途中出場が続き、ゲーム勘に多少の不安はある。慣れ親しんだ代表チームで調子を取り戻せればいいが……。
酒井宏樹(ハノーファー/ドイツ)
今季ブンデスリーガ成績:19試合(1664分)・0得点
後半戦から指揮を執っているシャーフ監督の信頼を得て、年明けからの国内リーグ9試合すべてに先発フル出場中だ。足を止めない敢闘精神が光る。コンディションは悪くなさそうだが、気がかりはミスが目立っている点。捕まえるべき相手のマークが緩くなりがちで、失点の原因となったのは一度や二度ではない。課題のクロス精度も改善の余地が見られず、最下位に低迷するハノーファーの中で、酒井自身も浮上の足掛かりを得られずにいる。
酒井高徳(ハンブルク/ドイツ)
今季ブンデスリーガ成績:13試合(1124分)・0得点
ディークマイアーとの定位置争いを制し、右サイドバックのレギュラーに定着。ブンデスリーガ通算100試合出場の節目となった25節のヘルタ・ベルリン戦では、豊富な運動量でアップダウンを繰り返し、攻守の両局面で大きな存在感を発揮した。現地メディアが軒並み高採点を付けたとおり、今シーズン最高のパフォーマンスを披露。病み上がりによるコンディション不良で、直近のレバークーゼン戦こそ前半かぎりでの交代を余儀なくされたが、来るアジア予選への影響はないだろう。調子は上向きだ。
【GK】
川島永嗣(ダンディ・ユナイテッド/スコットランド)
今季スコットランド・プレミアリーグ成績:8試合(720分)・12失点
昨年11月にスコットランド・プレミアリーグのダンディ・ユナイテッドに加入するも、英国の労働許可が下りずに、不毛な日々を過ごした。今年1月2日のダンディーFC戦でようやくスコットランドデビューを飾り、以降はリーグ戦8試合に出場している。しかし、チームはリーグ最下位に沈み、川島も8試合で12失点と満足なパフォーマンスを披露しているとは言えない。ハリルホジッチ監督がメンバー発表会見で指摘した通り、太ももを痛めて、公式戦2試合を欠場している。そのため試合に出場できるコンディションにあるかは未知数だ。
香川・清武・酒井宏・酒井高・山口・原口・長谷部・ハーフナー=文:遠藤孝輔