MF――香川の不遇が続くなか、清武&原口の株は上昇の一途。
【MF】
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
今季ブンデスリーガ成績:20試合(1494分)・4得点
インサイドハーフとして組み立てに積極的に絡んでいた前半戦に比べ、トップ下での出場が増えた最近はよりゴールに近い位置でプレー。しかし、肝心のアタッキングサードで精彩を欠き、不用意なボールロストやパスミスが散見される。スタメンから外れる試合が増えており、3月5日のバイエルンとの天王山ではベンチ外の屈辱を味わった。数少ない収穫は公式戦4試合ぶりの先発となったブンデスリーガ26節(対マインツ)で今年初得点を記録したこと。この一発をレギュラー再奪取に向けた弾みとできるか。
清武弘嗣(ハノーファー/ドイツ)
今季ブンデスリーガ成績:13試合(1070分)・3得点
右足中足骨骨折の重傷が癒え、ブンデスリーガ22節のアウクスブルク戦で約3か月振りの戦列復帰を果たした。スタメンに返り咲いた翌節のシュツットガルト戦では、さっそくキレのあるドリブルや柔らかいボールタッチなど持ち味を発揮。得意のプレースキックから2アシストを決め、チームに9試合ぶりの白星をもたらした。25節のブレーメン戦では1トップとしてサプライズ起用されてもいる。しかし、自身に対するマークが厳しいうえ、チームメイトのサポート不足もあり、ここ3試合は不振のチーム同様に目ぼしい結果を残せていない。
山口 蛍(ハノーファー/ドイツ)
今季ブンデスリーガ成績:5試合(341分)・0得点
今冬のハノーファー入団以降、忍耐の日々が続いている。システムやスタメンをコロコロと変えているシャーフ監督から複数のポジションで起用され、試合ごとに変化する自身のタスクをこなすのに悪戦苦闘している印象だ。本職のボランチでプレーしたブンデスリーガ23節のシュツットガルト戦では丁寧な繋ぎのパスを連発し、チームの勝利に陰ながら貢献したが、トップ下で先発した25節のブレーメン戦では移籍後2度目となる前半途中での交代という屈辱を味わっている。
原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
今季ブンデスリーガ成績:24試合(1961分)・1得点
3位に躍進しているヘルタ・ベルリンに欠かせない戦力として、キレのあるドリブルや味方を活かすオフ・ザ・ボールの動きを武器に、チームアタックを活性化している。献身的な守備も見逃せない要素のひとつで、数字には表われない部分の貢献度が高い。シュートに結び付くラストパスを送る頻度も低くなく、直近のブンデスリーガ26節では今シーズン2アシスト目を記録。トップスピードでもブレないボールコントロールや、極小スペースでの冷静な状況判断に磨きがかかっている。
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
今季ブンデスリーガ成績:20試合(1494分)・4得点
インサイドハーフとして組み立てに積極的に絡んでいた前半戦に比べ、トップ下での出場が増えた最近はよりゴールに近い位置でプレー。しかし、肝心のアタッキングサードで精彩を欠き、不用意なボールロストやパスミスが散見される。スタメンから外れる試合が増えており、3月5日のバイエルンとの天王山ではベンチ外の屈辱を味わった。数少ない収穫は公式戦4試合ぶりの先発となったブンデスリーガ26節(対マインツ)で今年初得点を記録したこと。この一発をレギュラー再奪取に向けた弾みとできるか。
清武弘嗣(ハノーファー/ドイツ)
今季ブンデスリーガ成績:13試合(1070分)・3得点
右足中足骨骨折の重傷が癒え、ブンデスリーガ22節のアウクスブルク戦で約3か月振りの戦列復帰を果たした。スタメンに返り咲いた翌節のシュツットガルト戦では、さっそくキレのあるドリブルや柔らかいボールタッチなど持ち味を発揮。得意のプレースキックから2アシストを決め、チームに9試合ぶりの白星をもたらした。25節のブレーメン戦では1トップとしてサプライズ起用されてもいる。しかし、自身に対するマークが厳しいうえ、チームメイトのサポート不足もあり、ここ3試合は不振のチーム同様に目ぼしい結果を残せていない。
山口 蛍(ハノーファー/ドイツ)
今季ブンデスリーガ成績:5試合(341分)・0得点
今冬のハノーファー入団以降、忍耐の日々が続いている。システムやスタメンをコロコロと変えているシャーフ監督から複数のポジションで起用され、試合ごとに変化する自身のタスクをこなすのに悪戦苦闘している印象だ。本職のボランチでプレーしたブンデスリーガ23節のシュツットガルト戦では丁寧な繋ぎのパスを連発し、チームの勝利に陰ながら貢献したが、トップ下で先発した25節のブレーメン戦では移籍後2度目となる前半途中での交代という屈辱を味わっている。
原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
今季ブンデスリーガ成績:24試合(1961分)・1得点
3位に躍進しているヘルタ・ベルリンに欠かせない戦力として、キレのあるドリブルや味方を活かすオフ・ザ・ボールの動きを武器に、チームアタックを活性化している。献身的な守備も見逃せない要素のひとつで、数字には表われない部分の貢献度が高い。シュートに結び付くラストパスを送る頻度も低くなく、直近のブンデスリーガ26節では今シーズン2アシスト目を記録。トップスピードでもブレないボールコントロールや、極小スペースでの冷静な状況判断に磨きがかかっている。