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キーワードは“見せ球”。ナーゲルスマン率いる新生ドイツのなにがどう変わったのか「どんどん良くなるという手応えがある」【現地発】

カテゴリ:ワールド

中野吉之伴

2023年11月21日

両SBに異なるタイプの選手を配置

 カギとなるのはCBよりもサイドバックか。ルディ・フェラー暫定監督とともにフランス代表に勝利した9月の試合、そして10月の米国遠征2試合(アメリカに3-1、メキシコに2-2)では、左右で異なるタイプの選手が配置された。右は競り合いに強く、守備バランスが取れるタイプで、左は高い位置で攻撃をサポートできるタイプだ。

 レギュラーに近い存在はフランス戦で右に配され、優れた守備を何度も見せていたヨナタン・ター。ブンデスリーガで首位を走るレバークーゼンで守備の中心として活躍している27歳は、「クラブで上手くいっているという自信は間違いなくある。胸を張って代表に合流できるよ」と意気軒高だ。守備改善へのキーマンになるかもしれない。

 その課題は抱えているものの、ナーゲルスマンを新監督に招聘したドイツの状態が上向きはじめたのは確かだ。ギュンドアンも「上手くいかない時期が来るかもしれないけど、欧州選手権に向けてどんどん良くなっていく。そんな手応えがある」と語っている。

※当コラムは11月18日のトルコ戦(●2-3)前に執筆。

取材・文●中野吉之伴

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