「グッドチーム。グッドチーム」と話かけてきた
日本代表がドイツに4-1と歴史的大勝を飾った試合、会場となるフォルクスワーゲン・アレーナにはキックオフの3時間近く前に入場した。
記者席は自由席だったため、TVモニター前の一席を確保する。メディアラウンジで提供されたステーキを味わって席に戻ると、両脇を4人のドイツ人記者に固められていた。
“完全アウェー”のなか、ゲームが始まっても、そのモニターに試合映像が映らない。いくつかボタンを押して操作するも、画面が変わらないため、断念してピッチに集中することにした。
すると、右隣に座っていた強面の年配記者がモニターをいじりはじめる。それでも、やはり映像は流れない。「だめですよね」というジェスチャーをしてみたが、その記者はとくに無反応だった。
【PHOTO】ヴォルフスブルクに轟くニッポンコール!敵地に駆け付けた日本代表サポーターを特集!
記者席は自由席だったため、TVモニター前の一席を確保する。メディアラウンジで提供されたステーキを味わって席に戻ると、両脇を4人のドイツ人記者に固められていた。
“完全アウェー”のなか、ゲームが始まっても、そのモニターに試合映像が映らない。いくつかボタンを押して操作するも、画面が変わらないため、断念してピッチに集中することにした。
すると、右隣に座っていた強面の年配記者がモニターをいじりはじめる。それでも、やはり映像は流れない。「だめですよね」というジェスチャーをしてみたが、その記者はとくに無反応だった。
【PHOTO】ヴォルフスブルクに轟くニッポンコール!敵地に駆け付けた日本代表サポーターを特集!
そんな堅物そうな記者がなんと、2-1とリードした日本が決定機を作り出した前半終了間際に、英語で「グッドチーム。グッドチーム」と話かけてきた。
「とても良い試合をしている。日本は最高のチームだよ。3-1になりそうなビッグチャンスがあった。ほとんどの選手が上手い」
そう絶賛していたので、「特に印象的だった選手はいますか?」と尋ねると、「エンドウ(遠藤航)と9番(上田綺世)だ」と答えくれた。
「40年間、取材している。年を取ったよ。もう十分やった」と初対面の日本人に打ち明けてくれたその記者は、ハンス=ヨアヒム・ツビンクマン氏。勉強不足で存じ上げなかったのだが、ニーダーザクセン州スポーツ記者協会の会長で、「伝説の記者」「スポーツ紙の輝かしい光」などと呼ばれている重鎮であると後から分かった。
そんなサッカー列強国のベテラン記者から日本代表への賛辞を聞いて、どこか誇らしい気分になった。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
「日本代表は世界のトップ10に入るよ」隣席のドイツ人記者も森保Jに驚嘆!最後にノートに綴った10文字の言葉は...
「さすがに100%出ると思ってた」15分で2Aの久保建英、スタメン落ちに本音「正直がっかりしましたけど...」
「完璧に崩された!」敵地でドイツを4発粉砕した日本代表に独メディアも脱帽! 母国代表チームには「メンタルにも問題がある」と愕然
「とても良い試合をしている。日本は最高のチームだよ。3-1になりそうなビッグチャンスがあった。ほとんどの選手が上手い」
そう絶賛していたので、「特に印象的だった選手はいますか?」と尋ねると、「エンドウ(遠藤航)と9番(上田綺世)だ」と答えくれた。
「40年間、取材している。年を取ったよ。もう十分やった」と初対面の日本人に打ち明けてくれたその記者は、ハンス=ヨアヒム・ツビンクマン氏。勉強不足で存じ上げなかったのだが、ニーダーザクセン州スポーツ記者協会の会長で、「伝説の記者」「スポーツ紙の輝かしい光」などと呼ばれている重鎮であると後から分かった。
そんなサッカー列強国のベテラン記者から日本代表への賛辞を聞いて、どこか誇らしい気分になった。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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