貪欲に高みを目ざし突き進む
カタールW杯で3試合にスタメン出場した前田も、2019年コパアメリカに参戦した際には「このままだったら自分は東京五輪にも出られないし、カタール・ワールドカップなんて夢のまた夢」だと思うくらいの危機感を覚えたという。
浅野拓磨(ボーフム)にしても、2016年夏に初めてシュツットガルトへ移籍した頃には「何でこんなにボールが止まらないのか」と戸惑いを吐露していた。
町野も22歳の時点で世界との差を痛感する機会があったのは非常に大きな意味があった。カタールW杯ではピッチに立つことができなかったが、むしろそれ以上に、アメリカ戦の経験が自身のターニングポイントになったとも言えるかもしれない。
浅野拓磨(ボーフム)にしても、2016年夏に初めてシュツットガルトへ移籍した頃には「何でこんなにボールが止まらないのか」と戸惑いを吐露していた。
町野も22歳の時点で世界との差を痛感する機会があったのは非常に大きな意味があった。カタールW杯ではピッチに立つことができなかったが、むしろそれ以上に、アメリカ戦の経験が自身のターニングポイントになったとも言えるかもしれない。
「海外へ行きたいと思ったのも、アメリカ戦が一番大きかったですね。もちろんカタールに呼んでもらって出られなかった悔しさもありましたけど、もっと成長したいと思うなら、外国人の当たりや球際の強さのなかでやらないといけないと感じたのは確かです」
自分の進むべき方向性が明確になった町野は、アメリカ戦から10か月後にはドイツの地に立っていた。新たな挑戦の先にはもちろん欧州5大リーグの1部クラブ、チャンピオンズリーグに出られるようなビッグクラブに赴く夢もある。
北九州や湘南時代のように、町野は今、高みを目ざして貪欲に突き進んでいる。
※第2回終了(全3回)
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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北九州や湘南時代のように、町野は今、高みを目ざして貪欲に突き進んでいる。
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